腹筋ができない女性も多いかもしれません。改善方法は意外と簡単。身体を起こした状態から、ゆっくりと下ろす。これだけで腹筋ができるようになります。
この記事では、
【女性向け】腹筋(シットアップ)ができない原因
・腹筋(シットアップ)ができないときの2つの改善方法
などを解説します。
今回の記事の内容
【女性向け】腹筋(シットアップ)ができない原因
原因は、以下の通り。
腹筋群の筋力の問題
1番の原因は、
腹筋群の筋力が弱い
ということ。腹筋時に働く筋肉は主に、
・腹直筋
・腹斜筋
など。
これらの筋力が弱いと、腹筋がしづらくなります。運動不足や筋トレをしていない方は、筋力不足が主な原因です。
顎を上げている
もう1つ考えられるのは、
腹筋時に顎を上げている
ということ。
頸反射というものがあり、
●顎を上げて腹筋をする
→腹筋に力が入りづらい
●顎を引いて目線を下げる
→腹筋に力が入りやすい
こういった反応の違いが出るんですね。もし顎が上がっている方は、腹筋時に顎を引いてみてください。
これだけで腹筋ができるようになります。
反り腰はあまり関係ない
たまに、
反り腰が原因で腹筋ができない
と言われますが、反り腰はあまり関係ありません。
後ほどご紹介する方法を実践すれば反り腰の方でも、腹筋ができるようになります。では具体的に、どうすれば腹筋ができるようになるのでしょうか?
できない腹筋(シットアップ)ができるようになる方法①:腹筋群を強化する
まず行ってほしいのは、
腹筋群を強化すること
です。これは1つの方法で十分で、以下の方法を週2~3回の頻度で行いましょう。すると、1~2ヶ月で腹筋ができるようになります。
1、逆腹筋
1、地面に座り、両膝を立てる
2、軽く顎を引き、背中を丸める
3、ゆっくりブレーキをかけながら身体を地面へ落とす
4、地面に身体がついたら、勢いをつけて身体を起こす
5、10回×3セット行う
ポイントは、起こした身体をゆっくり下ろすこと。身体を起こすよりも、この動作の方が強く腹筋を刺激できます。もしどうしてもできない方は、以下の方法を行ってみてください。
2、足を固定した逆腹筋
1、地面に座り、両膝を立てる
2、足元にダンベルを置き、足元を固定する
3、軽く顎を引き、背中を丸める
4、ゆっくりブレーキをかけながら身体を地面へ落とす
5、地面に身体がついたら、勢いをつけて身体を起こす
6、10回×3セット行う
これに慣れたら①を実践してもらえればOKですね。
いわゆる逆腹筋をすることで、身体を地面から起こすために必要な筋力が養成できます。すると、女性でも身体を丸めながら腹筋ができるようになるんですね。
もし他の方法で腹筋を鍛えたい方は、以下の動画も参考にご覧ください。
できない腹筋(シットアップ)ができるようになる方法②:顎を引く
先ほどもお伝えしましたが、顎を上げて腹筋をしていた方は顎を引いて行いましょう。
1、地面に仰向けになり、両膝を立てる
2、両手を耳に沿える
3、肘を天井方向に向け、顎を引く
4、背骨1本ずつ丸めるように身体を起こす
5、起こした体をゆっくり下げる
これらで腹筋(シットアップ)ができないという悩みは改善できるので、ぜひ参考に実践してみてください。
腹筋をすると首が痛い&首に力が入る理由
腹筋時、
首が痛い&首に力が入る
と感じる方もいると思います。これは自然なことなんですね。顎を引いて頭が持ち上がった瞬間、「胸鎖乳突筋」という首の筋肉が働きます。
腹筋では、この時点で首にストレスがかかります。
特に運動不足の方は、日頃から胸鎖乳突筋にあまりストレスがかかっていません。ですので、腹筋などの動作で胸鎖乳突筋に刺激が加わると、
・首が痛い
・首に力が入る
という感覚が出てしまうんですね。
何か問題というわけではなく必ず出る感覚ですので、気にせず実践してもらえればOKです。腹筋を続けていれば、1~2週間で痛みはなくなります。
【女性向け】腹筋(シットアップ)ができない原因と2つの改善方法のまとめ
今回は、【女性向け】腹筋(シットアップ)ができない原因と2つの改善方法についてお伝えしました。
・腹筋(シットアップ)ができないのは、腹筋群の筋力不足
・もう1つは、顎を上げているのが原因
・腹筋群を強化すると腹筋ができるようになる
・そのためには、逆腹筋を行うこと
・首が痛くなったり力が入るのは自然なこと
腹筋ができないと「筋力なくてやばい…」と思うかもですが、腹筋ができない方は多いんですね。大きな問題でもありません。逆腹筋を続けていれば、1~2ヶ月で改善可能です。
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