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骨盤矯正にパーソナルトレーニングは効果的?歪みの原因と正しい整え方

「骨盤が歪んでいると言われた」「反り腰やぽっこりお腹を骨盤矯正で整えたい」「整体では戻ってしまうので、パーソナルトレーニングを受けるべき?」。このような疑問から、骨盤矯正とパーソナルトレーニングについて調べている方は多いと思います。

先に結論をお伝えすると、パーソナルトレーニングでできるのは、骨盤の骨を力ずくで正しい位置へ戻すことではありません。筋肉の緊張、股関節や背骨の動き、呼吸、立ち方、座り方、歩き方を確認し、骨盤まわりを自然に使える状態へ整えることです。

骨盤はもともと左右対称に静止しているものではなく、歩く、しゃがむ、片脚で立つたびに動きます。見た目の左右差だけで「骨盤が何cmズレている」「この歪みがすべての不調の原因」と断定することはできません。

この記事は一般的な運動情報であり、骨盤や腰の病気を診断・治療するものではありません。強い痛み、しびれ、筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合は、骨盤矯正やトレーニングより医療機関の受診を優先してください。

神戸・御影にあるパーソナルジムIZURU代表/伊藤出が解説します。

私は指導歴15年、累計1,500名以上の方へマンツーマン指導を行ってきました。IZURUでは、筋肉をゆるめる、関節を自然に動かす、日常動作を覚える、必要な筋力を鍛えるという順番を大切にしています。骨盤だけを一方的に矯正するのではなく、全身とのつながりから整える考え方を詳しくお伝えします。

伊藤出のプロフィール

骨盤矯正とは?最初に知っておきたいこと

「骨盤矯正」という言葉に、医学的に統一された一つの方法があるわけではありません。整体、ストレッチ、ピラティス、筋力トレーニングなど、施設によって内容が異なります。

一般的には、骨盤の前後の傾き、左右差、ねじれたように見える姿勢、骨盤まわりの筋肉の緊張を整える目的で使われます。

・骨盤を前へ傾けやすい
・骨盤を後ろへ倒して座りやすい
・立つと片側へ体重をかけやすい
・歩くと左右で脚の運びが違う
・片側の腰やお尻が張りやすい
・左右で骨盤の高さが違って見える

これらは見た目や動きの特徴であり、病名ではありません。骨盤そのものの形、脚の長さ、背骨の状態、痛みの原因を正確に判断するには、医療機関での診察や画像検査が必要になる場合があります。

骨盤は本当に歪む?

日常的に使われる「骨盤が歪む」には、いくつかの状態が混ざっています。

姿勢による骨盤の傾き

立つ、座る、脚を組むなどの姿勢によって、骨盤は前後左右へ傾きます。姿勢を変えれば傾きも変わるため、必ずしも骨が固定的にズレた状態ではありません。

筋肉の緊張による見え方の違い

腰、お尻、太もも、腹部などの筋肉が片側だけ強く緊張すると、骨盤の高さや向きが違って見えることがあります。筋肉をゆるめて立ち直すと、左右差が小さくなる場合があります。

動作の癖による左右差

いつも同じ脚に体重をかける、片側で荷物を持つ、同じ方向へ身体をひねるなどが続くと、左右で使いやすさが変わります。

骨格の構造的な違い

脚の長さの構造的な差、側弯、股関節や骨盤の病気、外傷などが関係する場合もあります。運動で骨の形そのものを変えられるとは限りません。

「左右差がある=異常」とは限りません。人の身体には自然な左右差があります。見た目だけを完全な左右対称にすることより、痛みなく生活動作を行えることを優先します。

骨盤まわりが崩れて見える7つの要因

1.長時間の座り姿勢

デスクワークやスマートフォンの使用で座る時間が長いと、骨盤を後ろへ倒し、背中を丸めた姿勢になりやすい方がいます。

一つの座り方が絶対に悪いのではなく、同じ姿勢を長く続けることが問題です。30〜60分ごとに立つ、歩く、座り直す習慣をつくります。

2.反り腰のように力む立ち方

胸を張り、お腹を前へ出し、腰を反らせて立つと、骨盤が前へ傾いて見えることがあります。良い姿勢を意識しすぎている方にも見られます。

3.片脚へ体重をかける癖

立っているときにいつも同じ脚へ乗ると、骨盤の高さやお尻の張りに左右差が出る場合があります。左右均等に固定するのではなく、両側へ自然に体重移動できることが大切です。

4.股関節の動かしにくさ

股関節が曲がりにくい、伸びにくい、内外へ動かしにくい場合、腰や骨盤が代わりに大きく動くことがあります。

5.足首や足部の使い方

足裏で体重を支えにくい、足首が動きにくいと、膝、股関節、骨盤まで動きが変わることがあります。骨盤だけを見ず、足元から確認します。

6.呼吸と体幹の力み

息を止めてお腹を固め続けると、背骨や骨盤を自然に動かしにくくなります。腹筋を弱いと決めつける前に、呼吸しながら力を調整できるかを確認します。

7.妊娠・出産や外傷

妊娠・出産後は、腹部、骨盤底、股関節まわりの感覚や筋力が変化します。骨折、手術、転倒などの後も動き方が変わることがあります。

産後や外傷後は、一般的な骨盤矯正を自己判断で行わず、回復状況と医療機関の指示に合わせます。

骨盤の状態と関連して感じやすい悩み

・反り腰や猫背が気になる
・下腹が前へ出て見える
・前ももや外ももが張る
・お尻をうまく使えない
・左右で脚の形が違って見える
・腰や股関節まわりが疲れやすい
・歩くと身体が左右へ流れる
・片脚立ちが安定しない

これらの悩みがすべて骨盤の歪みだけで起こるわけではありません。体脂肪、筋肉量、腹部の状態、背骨、股関節、足首、生活習慣など複数の要因を分けて考えます。

骨盤矯正にパーソナルトレーニングが役立つ理由

全身を見て原因候補を分けられる

骨盤の見た目だけでなく、呼吸、背骨、股関節、膝、足首、足裏を確認します。骨盤へ手を加えるより、足元や胸郭を動かした方が立ちやすくなる場合もあります。

自分では気づきにくい動作の癖を確認できる

スクワットで片側へ寄る、歩くと骨盤が回りすぎる、片脚で立つと腰を反るなど、本人が気づかない動きをトレーナーが確認します。

筋肉をゆるめるだけで終わらない

一時的に筋肉がゆるんでも、普段と同じ立ち方や歩き方へ戻れば、張りや左右差が再び気になることがあります。

整えた後に、立つ、しゃがむ、歩く動作を練習することで、日常生活へつなげます。

弱い部位だけを決めつけずに鍛えられる

「骨盤が前傾しているから腹筋が弱い」「お尻が弱いから歪む」と一律には判断できません。動作を確認し、必要な場所へ適切な負荷を加えます。

その日の状態に合わせて調整できる

同じ人でも、座る時間、睡眠、疲労、月経、運動量によって身体の感覚は変わります。マンツーマンなら、毎回同じ矯正や筋トレを行わずに調整できます。

骨盤の前傾・後傾・左右差の考え方

骨盤前傾が強く見える

腰を反らせ、お腹を前へ出して立つと、骨盤が前へ傾いて見えることがあります。股関節の前側や腰の緊張、呼吸、立ち方を確認します。

腹筋だけを繰り返すのではなく、背中や股関節をゆるめ、息を吐きながら肋骨と骨盤の位置を整え、スクワットやヒップヒンジへつなげます。

骨盤後傾が強く見える

椅子へ浅く座り、背中を丸める姿勢が続くと、骨盤を後ろへ倒した状態が習慣になることがあります。

無理に胸を張るのではなく、股関節から身体を起こし、足裏で床を支える練習を行います。

左右の高さが違って見える

片脚へ体重をかける、脚を組む、片側で荷物を持つなどにより、左右差が出ることがあります。立つ場所を変え、左右へ体重移動できるか確認します。

弱そうに見える側だけを多く鍛えると、かえって動きが複雑になる場合があります。まず両側の可動性と基本動作を確認します。

骨盤がねじれて見える

足の向き、股関節の回旋、胸郭の向きが組み合わさると、骨盤だけがねじれているように見えることがあります。

骨盤を手で強く戻すのではなく、足元から身体をひねる動作、歩行、左右の荷重を確認します。

骨盤のセルフチェックで分かること・分からないこと

鏡や写真で、立ったときの肩・骨盤・膝の位置、体重をかけやすい側、靴底の減り方を確認することはできます。

・立つといつも同じ脚へ体重をかけるか
・座ると同じ側の脚を組むか
・片脚立ちで左右の安定感が違うか
・スクワットで身体が片側へ寄るか
・歩くと片側だけ足音が大きいか
・仰向けで片側の股関節だけ動かしにくいか

ただし、写真や触診だけで骨盤の骨が何mmズレているか、痛みの原因が何かを正確に診断することはできません。セルフチェックは動作の傾向を知る目安として使います。

IZURUで行う骨盤まわりのパーソナルトレーニング

1.悩みと医療歴を確認する

見た目、痛み、産後、スポーツなど、何を整えたいか確認します。外傷、手術、しびれ、持病がある場合は、医療機関からの指示も確認します。

2.立ち方・座り方・歩き方を見る

静止した姿勢だけでなく、立つ、しゃがむ、片脚で支える、歩く動作を確認します。左右差をゼロにするのではなく、どの動作で負担が出るかを見ます。

3.筋肉をゆるめる

腰、お尻、太もも、背中など、過度に力が入っている場所をやさしく動かします。痛みを我慢して押す、骨盤を強くねじる方法は行いません。

4.関節を自然に動かす

股関節、背骨、足首を痛みのない範囲で動かします。骨盤の動きは全身と関係するため、一部分だけに集中しません。

5.基本動作を覚える

呼吸、立ち座り、スクワット、ヒップヒンジ、片脚での荷重などを行います。余計な力を使わず、足裏から全身を支える感覚を練習します。

6.必要な筋力を鍛える

お尻、太もも、体幹、背中を全体的に鍛えます。弱い側だけを一律に増やさず、動作の質と左右の反応を見て負荷を決めます。

7.日常生活へつなげる

座り方を固定するのではなく、こまめに姿勢を変える、両側で荷物を持つ、歩行時に力まないなど、生活で実行できる内容を決めます。

骨盤まわりを整える60分メニュー例

・体調、痛み、生活習慣の確認:5分
・呼吸と全身の緊張をゆるめる:10分
・股関節、背骨、足首の可動性:10分
・立ち方、片脚荷重、歩行の練習:10分
・スクワット、ヒップヒンジ:10分
・お尻、体幹、背中の筋トレ:10分
・再評価と自宅メニュー:5分

全員が同じメニューを行うわけではありません。痛み、妊娠・出産歴、運動経験、目的に合わせて変更します。

自宅でできる骨盤まわりの基本運動

自然な呼吸

仰向けで膝を立て、息をゆっくり吐きます。お腹を強くへこませたり、腰を床へ押しつけたりせず、首や肩の力を抜きます。

膝を左右へ小さく倒す

仰向けで両膝を立て、痛みのない範囲で左右へ小さく倒します。腰や骨盤を強くねじらず、呼吸できる幅で行います。

股関節の曲げ伸ばし

仰向けまたは椅子で、片脚ずつ股関節を曲げ伸ばしします。骨盤を固定しすぎず、脚の付け根が滑らかに動く感覚を探します。

椅子からの立ち座り

足裏を床へ置き、身体を少し前へ傾けて立ちます。反動や腰の反りに頼らず、痛みがない高さの椅子を使います。

ヒップリフト

仰向けで膝を立て、お尻を無理のない高さまで上げます。腰を反らせて高く上げることより、お尻と脚で支えることを意識します。

壁を使った片脚荷重

壁に手を添え、左右へゆっくり体重を移します。骨盤を水平に固定するのではなく、足裏で安全に支えられる範囲を広げます。

ゆっくり歩く

歩幅を無理に広げず、足裏から体重が移動する感覚を確認します。お尻に強く力を入れ続ける必要はありません。

運動中に痛み、しびれ、めまい、股関節の引っかかりが出る場合は中止してください。動画や文章だけでは、本人に適した動きを判断できないことがあります。

骨盤前傾・反り腰が気になる方のメニュー例

・自然な呼吸で肋骨と骨盤の力みを減らす
・腰や股関節前側を心地よく動かす
・太もも裏とお尻を使うヒップヒンジ
・腰を反らさない範囲のスクワット
・呼吸しながら行う体幹運動
・立つときに胸を張りすぎない練習

反り腰に見えるからといって、腹筋とお尻だけを強く鍛える必要はありません。呼吸、背骨、足元まで確認します。

骨盤後傾・猫背が気になる方のメニュー例

・座る時間をこまめに区切る
・股関節を曲げて骨盤から座り直す
・背中と胸郭をやさしく動かす
・足裏で床を押して立つ
・ヒップヒンジとスクワット
・背中を丸めたまま固定しない歩行

胸を張り続けると疲れます。姿勢を固定せず、呼吸しながら複数の姿勢を取れることを目指します。

骨盤の左右差が気になる方のメニュー例

・左右の股関節を同じ条件で動かす
・壁につかまって左右へ体重移動する
・低い段差を使って片脚ずつ支える
・両脚でスクワットを行う
・左右の歩幅と足音を確認する
・バッグを持つ側を時々変える

片側だけ回数を増やす前に、なぜ左右差が出るかを確認します。構造的な脚長差や側弯が疑われる場合は医療機関へ相談します。

1週間の骨盤コンディショニング例

・月曜日:呼吸と股関節運動を5〜10分
・火曜日:全身の筋トレ20〜30分
・水曜日:こまめに立ち、10〜20分歩く
・木曜日:背骨、股関節、足首をやさしく動かす
・金曜日:全身の筋トレ20〜30分
・土曜日:歩行と片脚荷重の練習
・日曜日:疲労に合わせて休養

毎日すべてを行う必要はありません。痛みや疲労が強い日は休み、翌日に持ち越さない量へ調整します。

骨盤矯正のパーソナルトレーニングは週何回?

パーソナルトレーニングは週1〜2回から始める方法があります。週1回は状態とフォームを確認し、自宅で短い運動を続けます。週2回は、動作を復習しながら筋力を高めやすくなります。

・週1回:評価、動作修正、自宅メニューの確認
・週2回:筋力と動作練習を計画的に進める
・自宅では1日5〜10分:呼吸、股関節、立ち座り
・日常ではこまめに姿勢を変える

毎日強く矯正したり、同じ場所を長時間伸ばしたりする必要はありません。継続できる量を優先します。

効果を感じるまでの期間

筋肉の緊張や立ちやすさは、1回の運動後に変化を感じる方もいます。ただし、その変化が永久に続くわけではありません。

動作習慣や筋力を変えるには、数週間から数ヶ月の継続が必要です。元の状態、生活、痛み、運動頻度によって個人差があります。

・当日:立ちやすさ、呼吸、筋肉の緊張
・2〜4週間:座り方、立ち方、運動への慣れ
・1〜3ヶ月:筋力、スクワット、歩行の変化
・3ヶ月以降:日常動作として定着させる

「1回で骨盤が完全に矯正される」「数回で永久に戻らない」といった保証はできません。

骨盤矯正で脚やせ・お腹痩せはできる?

骨盤を整えれば、脂肪が直接燃えて脚やお腹だけが痩せるわけではありません。脂肪を減らすには、食事と全身の活動量を整える必要があります。

一方で、前ももへ力が入りすぎる、腰を反ってお腹を前へ出す、片側へ体重をかける癖が変わると、筋肉の張りや立ったときの見え方が変わる可能性があります。

・体脂肪が多い:食事と全身運動を整える
・筋肉の張りが強い:緊張と動作の癖を見直す
・むくみが気になる:長時間同じ姿勢を避ける
・反り腰で下腹が出て見える:呼吸と立ち方を整える
・脚の使い方が偏る:股関節、足元、歩行を練習する

詳しくは、脚やせとパーソナルトレーニングの記事、お腹痩せとパーソナルトレーニングの記事をご覧ください。

産後の骨盤矯正とパーソナルトレーニング

産後は、出産方法、傷の回復、腹部、骨盤底、睡眠、授乳などによって運動再開の時期が異なります。「産後は骨盤が開いたままだから、早く締めなければならない」と焦る必要はありません。

米国産婦人科学会は、経過が順調な場合でも、運動再開は出産方法や合併症に応じて段階的に行うことを案内しています。帝王切開、会陰の傷、出血、感染、強い痛みがある場合は、産科の指示を優先します。

・産科健診で運動再開を確認する
・呼吸とやさしい歩行から始める
・尿漏れや骨盤の重い感覚を我慢しない
・腹部が盛り上がる高負荷種目を急がない
・抱っこや授乳姿勢も確認する
・睡眠不足の日は回復を優先する

尿漏れ、腟から何か下がる感覚、骨盤内の痛み、出血の増加がある場合は、産婦人科や骨盤底に詳しい医療専門職へ相談してください。骨盤底筋は強く締めればよいとは限らず、正しい収縮と弛緩の両方が必要です。

整体・ピラティス・パーソナルトレーニングの違い

整体・手技

施術者が筋肉や関節へ手を使って働きかけます。一時的に動きやすくなる場合がありますが、内容や資格は施設によって異なります。

ピラティス

呼吸と身体のコントロールを使い、姿勢や動作を練習します。器具の有無、運動強度、指導者の専門性を確認します。

パーソナルトレーニング

筋力トレーニング、動作練習、有酸素運動、生活習慣を組み合わせます。筋肉をゆるめた後に、自分で身体を支えて動く力を身につけたい方に向きます。

医療・リハビリテーション

痛みや病気の診断、治療、術後や外傷後のリハビリは医療機関の領域です。症状がある場合は、パーソナルジムより先に相談します。

・施術を受けたい:整体や手技
・呼吸と動作を練習したい:ピラティス
・筋力と日常動作を高めたい:パーソナルトレーニング
・痛みや病気を診断・治療したい:医療機関

パーソナルトレーニングのデメリット

料金がかかる

マンツーマン指導は、自宅運動や24時間ジムより費用が高くなります。自分で安全に運動できる知識を身につける期間として利用する方法もあります。

効果はトレーナーによって差がある

骨盤の考え方や評価方法はトレーナーによって異なります。すべてを歪みのせいにする指導や、骨を動かすと断言する説明には注意が必要です。

日常生活を変えないと戻りやすい

週1回整えても、残りの時間に同じ姿勢を続ければ、張りや違和感が戻ることがあります。ジム外の習慣も整えます。

左右差が完全になくなるとは限らない

構造的な差や自然な左右差は残る場合があります。見た目の完全な対称より、痛みなく動けることを目標にします。

骨盤矯正でよくある失敗

骨盤だけを強く押す・ひねる

強い刺激で痛みが出る方法は避けます。骨盤の見え方には全身の動きが関係します。

前傾・後傾を悪い姿勢と決めつける

骨盤は動作に合わせて前後へ傾くものです。一つの位置に固定することが正解ではありません。

お尻と腹筋だけを鍛える

股関節、背骨、足首、呼吸を確認せずに筋トレを増やすと、力みが強くなることがあります。

左右差がある側だけ回数を増やす

弱く見える側が本当に弱いとは限りません。可動性と動作を確認してから負荷を決めます。

痛みを好転反応と考える

運動後の強い痛み、しびれ、腫れを「整っている途中」と決めつけてはいけません。中止して原因を確認します。

1回で永久に整うと考える

一時的な変化と、筋力・動作習慣の変化は別です。日常生活で使える状態を繰り返し練習します。

医療機関を優先したい症状

次の症状がある場合は、骨盤矯正や筋トレを始めず、整形外科、産婦人科、泌尿器科など適切な医療機関へ相談してください。

・転倒、交通事故、出産などをきっかけに強い痛みが出た
・脚のしびれや筋力低下が進んでいる
・排尿や排便が難しい、失禁が急に起きた
・会陰部やお尻まわりの感覚が鈍い
・発熱、強い倦怠感、夜間も続く痛みがある
・原因不明の体重減少を伴う
・がん、感染症、骨粗しょう症などの既往がある
・股関節へ体重をかけられない
・産後の出血増加、傷の異常、骨盤内の強い痛み
・尿漏れや臓器が下がる感覚が続く

緊急性が高いと感じる症状は、救急受診を検討します。トレーナーは画像検査や医学的診断を行えません。

骨盤矯正ができるパーソナルジムの選び方

・骨盤が何cmズレていると断定しない
・1回で永久に矯正できると保証しない
・姿勢だけでなく歩行やスクワットも確認する
・骨盤以外の股関節、背骨、足元も見る
・筋肉をゆるめた後に動作と筋力を練習する
・痛みや神経症状を医療機関へつなげられる
・産後は産科の指示を優先する
・同じ担当者が変化を継続して確認する
・自宅で行う運動を具体的に教える
・料金、回数、解約条件が明確である

「どんな不調も骨盤が原因」「骨盤を整えれば痩せる」と説明するジムではなく、できることとできないことを明確にするトレーナーを選びましょう。

体験時にトレーナーへ聞きたい質問

・骨盤矯正とは具体的に何をしますか
・骨の位置をどのように判断しますか
・姿勢と動作の両方を確認しますか
・筋肉をゆるめた後にどんな運動をしますか
・痛みやしびれがある場合はどう対応しますか
・産後はいつから受けられますか
・自宅運動は何分必要ですか
・効果を何で評価しますか
・担当者は毎回同じですか
・1回で治る、永久に戻らないと保証しますか

IZURUの骨盤まわりのパーソナルトレーニング

IZURUは、神戸市東灘区、阪神御影駅から徒歩3分のパーソナルジムです。全セッションをパーソナルジムIZURU代表/伊藤出が担当します。

骨盤だけを強く矯正するのではなく、呼吸、筋肉の緊張、背骨、股関節、足元、立ち方、歩き方を確認します。

・筋肉をゆるめて身体を整える
・股関節、背骨、足首を自然に動かす
・立つ、しゃがむ、歩く動作を練習する
・目的に必要な筋力を鍛える
・体型や痛みを骨盤だけの問題にしない
・全セッションを代表の伊藤出が担当する

骨盤の骨を医学的に矯正する、病気や痛みを治療するとは説明しません。症状がある場合は医療機関の診断を優先し、安全な範囲で運動をサポートします。

遠方の方は、症状が安定していればオンラインパーソナルトレーニングで姿勢や動作を確認することも可能です。

よくある質問

Q.パーソナルトレーニングで骨盤は矯正できますか?

骨を力ずくで正しい位置へ動かすことではなく、筋肉の緊張、関節の動き、呼吸、立ち方、歩き方を整え、骨盤まわりを使いやすくすることが中心です。

Q.骨盤の歪みは自分で分かりますか?

体重をかけやすい側や動作の左右差は確認できますが、骨のズレや痛みの原因をセルフチェックだけで診断できません。

Q.1回で骨盤は整いますか?

筋肉の緊張や立ちやすさが一時的に変わる方はいますが、永久に定着するとは限りません。筋力、動作、生活習慣の変化には継続が必要です。

Q.週何回受ければよいですか?

週1〜2回が一例です。自宅で短い運動を行い、日常の座り方や歩き方も見直します。適切な頻度は状態と目的によって異なります。

Q.骨盤矯正でぽっこりお腹は治りますか?

下腹が出て見える要因に姿勢が関係する場合は、見え方が変わる可能性があります。ただし、体脂肪、内臓、便秘など他の要因もあり、骨盤だけで改善を保証できません。

Q.骨盤矯正で脚やせできますか?

骨盤を整えるだけで脚の脂肪が直接減るわけではありません。筋肉の張りや脚の使い方が変わることで、見た目が変わる可能性はあります。

Q.産後はいつから受けられますか?

出産方法、傷、出血、合併症によって異なります。産科健診で運動再開を確認し、呼吸や歩行など軽い内容から始めます。

Q.整体とパーソナルトレーニングはどちらがよいですか?

施術を受けたい場合は整体、自分で身体を支える筋力と動作を身につけたい場合はパーソナルトレーニングが選択肢です。痛みの診断・治療は医療機関へ相談します。

Q.骨盤ベルトを使えば整いますか?

用途や時期によって異なります。産後、痛み、医療上の理由で使う場合は、医師や助産師などの指示を確認してください。ベルトだけで筋力や動作は身につきません。

Q.痛みがあっても運動した方がよいですか?

痛みの原因と程度によります。強い痛み、しびれ、筋力低下、外傷後の症状、排尿・排便異常がある場合は、運動より受診を優先してください。

まとめ|骨盤だけを矯正せず、全身の動きを整える

骨盤矯正を目的としたパーソナルトレーニングで大切なのは、骨を強く押して正しい位置へ戻すことではありません。

筋肉の緊張をゆるめ、背骨、股関節、足首を動かし、立つ、座る、しゃがむ、歩く動作を練習し、必要な筋力をつけることです。

・骨盤の左右差だけで異常と決めつけない
・前傾や後傾を一つの位置へ固定しない
・筋肉をゆるめた後に動作を練習する
・骨盤以外の背骨、股関節、足元も確認する
・脚やせやお腹痩せを骨盤だけで説明しない
・産後は医療機関の指示を優先する
・痛みや神経症状がある場合は受診する

見た目の完全な左右対称ではなく、痛みなく自然に動ける身体を目指しましょう。

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・厚生労働省「運動実施時のけが・事故の予防と対策」
・ACOG「Exercise After Pregnancy」
・ACOG「Pelvic Support Problems」
・NICE「Low back pain and sciatica」

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神戸・御影のパーソナルジムIZURUは、阪神御影駅から徒歩3分です。全セッションを代表の伊藤出が担当し、筋肉をゆるめて全身を整えてから、骨盤まわりを自然に使う運動を行います。

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IZURU代表 / 伊藤 出

IZURU代表 / 伊藤 出

パーソナルトレーナー歴13年。心理カウンセラー・アスリートフードマイスター。カラダとココロの悩みを“根本改善”する。3ヶ月-11.3cm脚やせ、9ヶ月-17kgのダイエット成功などの指導実績。日本ボクシングミニマム級1位・プロ野球選手・モデルなどの指導経歴。

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パーソナルトレーニングジムIZURU代表|パーソナルトレーナー歴15年|心理カウンセラー|アスリートフードマイスター|コンセプト「カラダとココロの悩みを“根本改善”する」|9ヶ月-17kgの指導実績|元板前・球児|3児の父親|一緒に変わろう、自信をつけよう。

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