膝の内側や横側のお肉が気になる。この悩みの改善ポイントは、
膝の関節を整えること
です。これができると、1日でもスッキリ感を実感できます。実際に2分かけて僕の「右脚」を整えると、変化はこんな感じ。
右脚の膝周りのスッキリ感がわかりますか?実際にご自身で試すと、より変化がわかると思います。
この記事では、
・膝の内側や横側にお肉がつく原因
・膝の内側や横側のお肉を落とす5つの方法
などを解説します。
今回の記事の内容
膝横・内側にお肉がつく原因
膝の内側や横側にお肉がつく原因は、以下の通り。
膝の関節が捻じれている
まず問題なのが、
膝の関節が捻じれている
ということ。膝の関節が自然な状態であれば、膝周りはまっすぐのイメージ。
ただ膝が捻じれると、本来膝上あたりにある脂肪分が矢印方向に引っ張られるんですね。
すると、膝の内側(横側)にお肉感ができるわけです。
また膝が捻じれると、
・血液
・リンパ液
などの循環が悪くなります。すると、膝周辺にリンパ液が滞ってむくむんですね。その結果、さらに膝の内側や横側のお肉感が増します。この膝が捻じれる原因は、
・つま先を正面に向けて立つ
・足の内側に体重が乗る
・脚を内に捻って歩く
・内股状態で椅子に座る
などが考えられます。無意識に行っている、日常での姿勢や歩き方のまずさが主な原因です。
膝窩リンパ節でのつまりで膝周辺がたるむ
2つ目の問題は、
「膝窩リンパ節」と言われる膝裏にあるリンパ節のつまり
です。
ここがつまると、膝周辺のむくみがひどくなってお肉感が増します。
例えば日頃、
・長時間座りっぱなし
・締め付けの強い衣服を着用
・ストレスが多い
こういったことに該当しませんか?これらによって膝裏がつまり、膝周りのお肉感につながっているんですね。
前ももの筋肉が張っている
3つ目の問題は、
前ももの筋肉の張り
です。
・へそを前に突き出した立ち方
・膝が曲がった状態で立つ&歩く
こういった姿勢や歩き方を日常的に行っていませんか?
こういう癖は、前ももが張ります。前ももが張れば膝周りの循環が悪くなり、むくみによって膝周辺のお肉感が増す可能性があります。

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脂肪がつけばより膝上や横側のたるみは増す
さらに、
・食べ過ぎ
・飲み過ぎ
・運動不足
などが原因で脂肪が多くなれば膝の内側に引っ張られる脂肪量が増えるため、より膝の内側のお肉感が増します。
ですので、膝上や膝横のお肉を落とすためには、
・膝の関節を整える
・膝裏のつまりを改善する
・前ももを緩める
・脂肪を落とす
などが必要になるわけです。
では具体的に、どうすれば膝の内側のお肉を落とせるのでしょうか?
膝横・内側の肉を落とす方法①:膝周りのむくみを改善する
まず行ってほしいのは、
「膝窩リンパ節」のつまりの改善
です。3つの方法をご紹介するので、一緒に行いましょう。
1、膝裏を横に刺激する
1、地面に座り、片膝を曲げる
2、膝裏に両手の指を立てて押し当てる
3、痛気持ちいいぐらいまで圧迫する
4、軽く膝を持ちあげて左右に揺らす
5、左右各1分間行う
2、膝裏を縦に刺激する
1、地面に座り、片膝を曲げる
2、膝裏に両手の指を立てて押し当てる
3、痛気持ちいいぐらいまで圧迫する
4、軽く膝を持ちあげて上下に刺激する
5、左右各1分間行う
3、膝裏を圧迫したまま足首を動かす
1、地面に座り、片膝を曲げる
2、膝裏に両手の指を立てて押し当てる
3、痛気持ちいいぐらいまで圧迫する
4、軽く足首を軽く動かす
5、左右各1分間行う
これで膝裏のつまりが改善し、むくみがある程度改善できます。
膝横・内側の肉を落とす方法②:筋肉を緩めて膝を整える
続いて行うのは、
前ももの筋肉を緩める&膝の捻じれの改善
です。以下の5つの方法をリラックスして行えば、脚の筋肉が緩んで整います。実践前に、膝の内側のお肉感をチェックしておきましょう。
1、まっすぐ膝の曲げ伸ばし
1、地面に座って、脚を腰幅に開く
2、片膝を90度に立てる
3、膝が伸び切らないようにまっすぐ曲げ伸ばし
4、左右各1分間行う
2、外側で膝の曲げ伸ばし
1、地面に座って、脚を腰幅に開く
2、片膝を90度に立てて外側に倒す
3、足の外側を地面にこするように脚を伸ばす
4、膝が伸び切らないように曲げ伸ばし
5、左右各1分間行う
3、内側で膝の曲げ伸ばし
1、地面に座って、脚を腰幅に開く
2、片膝を90度に立てて内側に軽く倒す
3、膝が伸び切らないように曲げ伸ばし
4、左右各1分間行う
4、脚を滑らせるように伸ばす
1、地面に座って、脚を腰幅に開く
2、片膝を90度に立てる
3、脚を脱力して滑らせるように伸ばす
4、伸ばした脚を曲げ、再度同じ動きを繰り返す
5、左右各1分間行う
5、膝上を押し込む
1、座った状態で片脚を伸ばす
2、膝上に両手を沿える
3、太ももの骨を真下に押し込む
4、左右各1分間行う
5つを実践後、膝の内側のお肉に触れてみてください。実践前よりも、スッキリしているはず。これをお風呂上りに、毎日続けてもらえればOKですね。
もっと効果を実感したい方は、Youtubeの動画が効果的なので、こちらを参考に実践してみてください。
ここまでの流れで十分膝の内側のお肉はスッキリしますが、さらに引き締めたい方はダイエットなどで脂肪量を減らしましょう。
膝横・内側の肉を落とす方法③:ダイエットで脂肪を落とす
ダイエットのポイントは、以下の通り。
ダイエットの始め方
これからダイエットを行いたい方は、いきなり何かを始めるのはNG。まず最初に、
・現在の食事量の確認
・生活習慣の把握
・目標値の設定
・毎日どのぐらい食事量を減らすか
など、計画的に進められるように準備するのが重要です。やることはシンプル。以下の記事で詳しく解説してるので、ぜひ参考に実践してみてください。

神戸・御影(住吉)東灘区にあるパーソナルトレーニングジム「IZURU」。シェイプアップ・ダイエット・筋トレ・スポーツ選手のパフォーマンスアップ・痛み改善や健康・メンタルの不調の改善など、身心の悩みを根本改善。無料体験も随時受付中。
食事の調節ができると、あわせて運動量を増やした方がより脂肪燃焼することができます。
トランポリンを行う
自宅で行うエクササイズで効果的なのは、トランポリンです。その場で飛び跳ねたり、走ってみたり。実際やるとかなりきついので、天候に左右されたくない方にもおすすめですね。

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自宅で有酸素運動を行う
自宅で静かに有酸素運動をしたい方は、以下の動画内容がおすすめです。ジャンプしたり飛び跳ねる動作がないので、静かにできます。
こういった方法で脂肪燃焼ができると、さらに膝の内側のお肉はスッキリします。
膝横・内側の肉を落とす方法④:トレーニングで膝周辺を引き締める
基本的には、ここまでの流れで膝周辺のお肉感はスッキリします。ただもう1つ付属でお伝えするとすれば、「下駄」を使ったトレーニング方法が効果的です。
これと履いてしゃがみ込みなどを行えば、より膝の関節が整ってお肉感がスッキリしていきます。
下駄を履いてディープスクワット
1、下駄を履いて、脚を肩幅に開く
2、2本歯でバランスをとり、しゃがみ込む
3、足元でダンベルを持つ
4、膝とつま先を同じ方向に向ける
5、1分間×3セット小さく弾む
下駄を履いてバックスクワット
1、下駄を履いて、脚を肩幅に開く
2、2本歯でバランスをとり、バーを担ぐ
3、そのまましゃがみ込む
4、膝とつま先を同じ方向に向ける
5、1分間×3セット小さく弾む

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最後にもう1つ必ず改善してほしいのは、姿勢や歩き方です。
膝横・内側の肉を落とす方法⑤:姿勢や歩き方を改善する
先ほど膝の内側にお肉がつく原因は、
・膝の関節が捻じれる
・膝裏がつまる
・前ももが張る
などとお伝えしました。これらの根本原因は、座り方や歩き方などのまずさ。
ですので、根本的に膝周りのお肉を落とそうと思うと、姿勢や動作改善は必須。以下の記事で改善方法をお伝えしているので、ぜひ参考に改善してみてください。
座り方の改善方法
座り方の改善方法は、椅子と床の場合で異なります。特に床に座るときは、お姉さん座りは絶対にNG。これを続けると膝の内側のお肉は残るので、必ず改善しておきましょう。以下の記事をご覧ください。

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立ち方で気をつけたいのは、
・つま先を軽く開いて立つ
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など。まず座り方を改善し、その後に立ち方を修正する。この流れで立ち方を改善すると、膝の関節が捻じれない楽な立ち方ができます。こちらの記事をご覧ください。

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歩き方の改善方法
歩き方のポイントは、
・重心を高い位置に引き上げる
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など。基本的に脚を前に出したり、足首を使って歩くのはNG。こういう歩き方が膝を捻じり、膝の内側のお肉感につながります。姿勢や動作改善は必ずしてほしいので、こちらの記事も参考にご覧ください。

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ここまでお伝えした一連の流れができると、根本的に膝の内側のお肉を落とすことができますからね。
膝横・内側のお肉を落とす方法のまとめ
今回は、膝の内側や横側にお肉がつく原因とお肉を落とす5つの方法を解説しました。
・膝の内側はむくみや膝関節の捻れでお肉感が増す
・さらに脂肪がついて太くなっている可能性
・膝関節を整えてむくみを改善するだけでも細くなる
・ダイエットやトレーニングも行う
・姿勢や動作を改善すれば、根本的に膝周辺は細くなる
今回お伝えした内容は、現場でも成果を実感してます。身体が変わらないのは「原因を取り除けていない」だけで、年齢や遺伝は関係ありません。適切なことができれば、身体は変わりますからね。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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