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太ってる人はなぜ痩せようとしないのか?理由8選

太っている人はなぜ痩せようとしないのか?標準体型の方からすれば、そんな疑問を持つかもしれません。ただ太っている人は、痩せようとしても性格や環境の問題などいろんな要素が複雑に絡み合って痩せられないこともあります。

一概に怠けているわけではなく、僕らの知らない痩せられない理由がある可能性があるんですね。理解を深めると、少しイライラした気持ちや疑問などが解決できるかもしれません。

この記事では、

・太っている人はなぜ痩せようとしないのか?8つの理由
・痩せない5つの共通点
・太っている人が痩せるために行ってほしい食事&習慣
・よくある質問

などをお伝えします。

 

伊藤出のプロフィール

今回の記事の内容

太っている人はなぜ痩せようとしないのか?8つの理由

太っている人が痩せようとしない理由は、以下のことが考えられます。

①問題意識がない

まず考えられるのは、

太っていることに問題意識がない

ということ。好きなものを好きなだけ食べる。この生活が幸せで、ずっと続けたい。この想いが第一に来る方の場合、体型や健康云々は後。とにかく好きなように食べたい。こういった理由で痩せようとしない方もいます。

少し違う例え話ですが、芸人さんで「糖尿病が進行するからお酒や暴食はやめなさい。」と医師に忠告されていたが全く聞かない。その結果、目が見えなくなったり歩けなくなった方もいるんですね。

後から後悔はしたけど、もう戻れない。同じように、何か大病を患ったり命の危険を感じないと問題意識を抱けない方もいます。こういうことも、痩せようとしない理由として考えられるんですね。

②行動に移せない

続いては、

自覚はあるけど、行動に移せない

ということ。実際に現場で太っている方から直接お話を伺うと「太っていると自覚はあるし、痩せたい気持ちもある」といった声が圧倒的に多いです。

ただ行動に移せなかったり、何かをやっても続かないといった悩みもあるそうです。甘えだという厳しい声もあるかもしれませんが、太っている方もご自身で行動に移せない自分に頭を抱えている場合もあります。

③ストレスが溜まり続けている

続いては、

ストレスが溜まり続けている

ということ。太ってしまった原因が「人間関係」「介護」「仕事」などのストレス。過食に走り、食べることでストレスを発散する。

こういう方の場合、太っていく自分には気づいています。ただストレス解消である食に走ることが先になり、どんどん太ってしまう。ダメだとは思いつつも、ストレス発散の過食が優先事項になっていることもあります。

④諦めている

続いては、

太っている自分を諦めている

ということ。太っていく過程で、劣等感などを感じ続ける方もいると思います。その中で「自分はもうだめだ」「痩せるなんてできない」そうやって気持ちが切れて、諦めてしまった方もいます。

こういう方の場合、小さな成功体験を積むようにダイエットを行えば、きっと痩せることは可能なはずです。

⑤陰で頑張っている

これはぜひ頭の片隅に置いといてほしい1つで、

陰で頑張っている

ということ。周りから見れば、太っている人は何も頑張っていないように見えることもあるかもしれません。

ただ痩せようと、陰で努力している方はたくさんいます。その努力が結果に結び付いていないケースもあり、その場合は痩せようとしていないと思われがち。こういう方の場合、ダイエット内容を見直せば痩せられます。

⑥病気や薬の影響

これも知っておいてほしいのが、

病気や薬の影響がある

ということ。僕も機能性低血糖症という持病があり、ある程度ふっくら体型の方が調子が良いんですね。病気や薬の影響で脂肪がつきやすいこともありますし、むやみやたらに痩せることはNG。

ご本人も病気や薬の影響で太っていることに悩んでいるかもしれませんが、そういった病気や薬などの事情もあるかもしれません。

⑦運動が極端に苦手

続いては、

運動が極端に苦手

ということ。遺伝的要素で運動が好き or 嫌いなどが左右されることもあるそうで、極端に運動が苦手に感じる方もいるそうです。食べるのは好きだけど、動けない。そういう方は、どうしても太りがち。こういった方でも、うまく食事の調節ができれば痩せることは可能です。

⑧家庭の事情

そしてもう1つは、

家庭の事情

です。ご家庭の事情で、介護が必要な方がいる。

その方のお世話がメインとなり、自分のことは後回し。食事もぱっと食べられるもので、早食い。間食もしつつお世話をする。自分のことは何もできず、1日が終わる。こういう方は、太ってしまっても自分の時間を確保することが難しい場合もあります。

このように冷静に理由を見ていくと、少し見方が変わると思います。ただ心理的に、素直に受け入れられない方もいると思います。ではなぜ、こういった心理面の変化が生まれるのでしょうか?

 

太っている人が嫌い&いじわるになる心理とは

ここからは、

・太っている人が嫌いに感じる心理的変化
・太っている人がいじわるになる心理的変化

2つの立場について解説します。

科学的根拠はない

まず大前提として、

・太っている人が嫌いに感じる
・太っている人がいじわるになる

この2つには、科学的根拠はありません。ここからお伝えすることも、僕自身の考えがメインです。ただこういった心理面の変化は、少なからず感じている方もいるはず。この心理面の変化は、以下のことが考えられます。

自分に甘い&だらしないと思ってる

太っている人を見ると、

自分に甘い&だらしない

そう感じる場合もあると思います。自分に甘く、都合のいいことを言ったり行動に移さない。もしアドバイスをしてこのような態度をされると、こちらも嫌気さがさしたり嫌いになってしまうのかもしれません。

ただ上記でもお伝えしたように、太っていること自体に何か理由がある可能性もあります。こう考えると、全て見た目で判断するのはあまりよろしくありません。

言動が気になる

続いては、

言動が気になる

ということ。太っている人全員の言動が気になるわけではありません。ただ本当に少数の方に見られるのが、

・他人への文句、妬みを言う
・不平不満しか言わない
・前向きな発言が少ない
・嫌がらせのような行動をとる

などのこと。これは体型の問題だけではありませんが、太っている人に多いという印象がある方もいるかもしれません。こういったイメージの問題で、無意識のうちに太っている人が嫌いになっている場合もあります。

ただ太っている人が攻撃的な言動をとってしまうのには、性格以外に別の問題がある可能性があるんですね。

血糖値の変動による心理面の変化

太っている人にいじわるな言動がみられる場合、

血糖値の変動によるホルモンの過剰分泌が関与している可能性

があります。太っている方は、1日の過食回数、量が多い。この場合、血糖値が跳ね上がります。問題は血糖値が跳ね上がることではなく、その後の下がる局面。血糖値の適正基準は、以下の通り。

空腹時 80~100mg / dl
食後 120~140mg / dl

この数値内の変動であれば特に問題ありませんが、過食を続けると食後血糖値が200mg / dlを超える場合もあります。血糖値が上昇すると、それを100mg / dl前後まで下げようとインスリンが分泌されます。その結果、血糖値は急下降して正常値に戻ります。

ただこの“血糖値が急下降している局面”で、

・アドレナリン
・ノルアドレナリン
・ドーパミン

これらを合わせて「カテコールアミン」と呼ばれるホルモンの分泌量が増加します。この1つ1つのホルモンの作用によって、心理面の変化が起こるんですね。

アドレナリンの作用怒り、憎しみ、敵意など攻撃的な心理的変化をもたらす
ノルアドレナリンの作用焦燥感、恐怖心、落ち込み、不安感、自殺観念などの心理的変化をもたらす
ドーパミンの作用意欲、快感、集中力の増加などの心理的変化をもたらす

過食から血糖値が急上昇・急下降を迎えることで、ホルモンの過剰分泌が起こる。その結果、太っている人がいじわるになったり攻撃的になる可能性があります。

1つだけ覚えておいてほしいのが、こういった言動をとったとしても本来の性格ではない可能性が高いです。過食をやめ、血糖値の変動が小さくなる。するとホルモンも正常の分泌量に変わり、そこで見える言動が本来の姿。

こういったことを理解しておくと、太っている方がいじわるだったとしても少し見方が変わると思います。もしかすると、太っているご本人も自分の言動に嫌気がさしているかもしれません。

 

太っている人を見るとイライラする・理解できない方に知ってほしい痩せない5つの共通点

太っている人を見るとイライラしたり、なぜ太っているのか理解できない方もいると思います。ただここには、太ってしまう&痩せない理由がある可能性があります。

①過剰なストレスや慢性的な疲労

まず1つ目が、

過剰なストレスや慢性的な疲労

が考えられます。特に女性で見られるのが、ストレス解消で食に走ってしまうこと。上記で触れましたが、現代社会はストレスが溜まりやすい環境です。

家庭・家族 ・介護をしている
・親からの暴言や暴力
・家庭環境に問題ある
・金銭的な問題
仕事 ・人間関係
・ノルマ
・忙しすぎる
生活環境 ・将来に不安を抱いている
・前向きになれない環境

いろんな要因でストレスが溜まり、疲れ切っている。そうすると、理性を失って過食に走る。ダメだとわかっていても、過食が止まらない。過剰なストレスや疲労などで、食行動の異常化がみられることがあります。

②ホルモンバランスや自律神経の乱れ

2つ目が、

ホルモンバランスや自律神経の乱れ

が考えられます。先ほど血糖値の乱れによって、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌量が増加するとお伝えしました。これらのホルモンバランスが崩れると、実は食行動にも変化がみられます。

血糖値の急上昇・急下降でアドレナリンなどが過剰に分泌。さらに①でお伝えした過剰なストレスが継続的にかかると、自律神経のバランスが乱れます。この2つが相まると、以下のような症状が出やすくなります。

アドレナリンなどの過剰分泌 ・思考を司る前頭前野へのエネルギーが不足する
・理性がききづらくなり、論理的思考が難しくなる
・過剰な食行動をとってしまう
自律神経の乱れ ・視床下部の働きが不安定になる
・視床下部には食欲をコントロールする部分がある
・食欲が大幅に増加することがある

つまり、

大幅に食欲が増し、過剰な食行動をとることがある

ということ。この状態になると、自分1人で食欲をコントロールするのは困難です。それぐらい精神的な疲弊や自律神経の乱れは、肥満の原因になる可能性があるんですね。

③睡眠に問題を抱えている

続いては、

睡眠に問題を抱えている

ということ。これもホルモンバランスの乱れを引き起こし、空腹感に異常が出ることがあります。ここで関係するホルモンは「グレリン」と「レプチン」です。

グレリン ●主に胃から分泌されるホルモン
→脳の食欲中枢を刺激して「空腹感」「食欲」を増進させる
レプチン ●脂肪細胞から分泌されるホルモン
→脳(視床下部)に満腹のサインを送り食欲を抑える働きがある

睡眠不足になると、これらのホルモンバランスが乱れて以下のように変化します。

グレリンが増加 ・お腹が空きやすい
・食欲が止まりにくい
・高カロリー食への欲が増す
レプチンが低下 ・満腹感を感じにくくなる

上記のような変化が起こった結果、自分では食欲がコントロールできなくなってしまう。その結果、過食に走って痩せられない可能性が出てきます。また睡眠不足は自律神経の乱れなども引き起こすため、②でお伝えした症状も加速させます。

④腸内細菌の違い

次は、

腸内細菌の違い

です。腸内細菌にはいろんな種類がありますが、この種類の比率によって痩せやすい・太りやすいという体型の変化に関与しているそうです。

2010年ハーバード大学で、アフリカの村に住む子供とヨーロッパに住む子供の腸内細菌を調査した研究を実施。食生活がマイクロバイオームにどのような影響を与えるのかを調べました。腸内細菌で最も多い細菌は、

・フィルミクテス門
・バクテロイデス門

これらの2つ。合わせると、全体の90%以上も占めるそうです。さらにフィルミクテス門がバクテロイデス門より多くなるほど、肥満の確率が高くなることがわかっています。この理由は、以下の通り。

フィルミクテス門 ・食べ物からカロリーを多く抽出する性質がある
・カロリーの吸収を高める
・体重が増えやすくなる
バクテロイデス門 ・植物のデンプンや繊維を脂肪酸分子に分解する
・身体がエネルギーとして使えるようにする

イメージ的に西洋人の方の方が肥満が多く、アフリカ人の方は細身の方が多い印象ってないですか?これは実際に研究データでも出ており、腸内細菌にも差がみられたそうです。

西洋人 カロリーの吸収を高めるフィルミクテス門が占めている
アフリカ人 デンプン・繊維をより小さく分解するバクテロイデス門が多い

この結果から、腸内細菌にバクテロイデス門の割合が高い人ほど食べても痩せやすい。逆にフィルミクテス門の割合が高い人ほど、食べると太りやすい傾向にあることがわかりました。

このように、腸内細菌の違いによって痩せやすい・太りやすいといった違いが出ます。もしかすると、痩せにくい人の中にはフィルミクテス門の割合が高いから頑張っても体重が減りづらい可能性もあります。

⑤精神的要因

5つ目は、

精神的な要因

です。例えば実際に現場であったのは、パニック・不安障害の方の例です。外へ出るとパニックや不安が出ることが多く、あまり外出ができない。さらに活動量も低下し、家でじっとすることが増える。

ただ食欲はあったため、徐々に過食する。その結果体重が増加して、2年間で23kg太った方もいました。またご病気に関係ない場合も、痩せにくい場合があります。

・ダイエットを頑張ってみるけど結果が出ない
・何をしても痩せられない自分に嫌気がさす
・ストレスでつい過食してしまう
・自己嫌悪に陥って、またダイエットを頑張る
・でも思ったように結果が出ず、やる気が低下
・活動量も下がって、精神的にも落ち込む
・さらにストレスが重なってまた食べてしまう…

こういった負のループに陥るケースもあります。こういった外から見ればわかりづらい原因が隠れており、痩せない方も辛い想いをされていることがあるんですね。

 

痩せ菌(バクテロイデス門)が多い人の特徴

先ほど腸内細菌について触れましたが、痩せ菌と言われるバクテロイデス門が増えると痩せやすい体質に改善することができそうです。では、バクテロイデス門が多い人はどのような特徴がみられるのでしょうか?

食物繊維をよく食べている

1つ目が、

食物繊維をよく食べている

ということ。バクテロイデス門は、腸内で食物繊維をエサにして短鎖脂肪酸を作ります。ですので、食物繊維を意識的に摂ることが重要なんですね。食物繊維を多く含む食材は、以下の通り。

・ごぼう
・オクラ
・海藻
・大麦、もち麦
・納豆 など

これらの食材を意識的に摂っている方は、バクテロイデス門が多い傾向にあります。

発酵食品を習慣的に食べている

続いては、

発酵食品を習慣的に食べている

ということ。これは直接バクテロイデス門を増やすというよりは、腸内環境を整える目的で摂るんですね。

・納豆
・味噌
・キムチ
・ヨーグルト
・ぬか漬け など

バクテロイデス門が多い方は、こういった発酵食品をよく摂っています。

加工食品・肉類をあまり食べていない

続いては、

加工食品・肉類をあまり食べていない

ということ。バクテロイデス門は、食事内容の影響を受けやすいんですね。例えば加工食品や肉類を過剰に摂ると、腸内環境が乱れます。そうすると、バクテロイデス門の割合が減ってしまい、結果的に痩せにくくなる可能性もあります。

全く肉類を避ける必要もありませんが、魚や野菜を中心とした食事を摂ることがおすすめです。バクテロイデス門が多い方は、自然と魚や野菜を中心とした食事になっていることがあります。

主食が玄米や雑穀米

4つ目の特徴は、

主食が玄米や雑穀米

になっているということ。バクテロイデス門は食物繊維をエサにしますが、この食物繊維は白米よりも玄米などの方が豊富。その他には「もち麦」「雑穀米」などにもたくさん含まれています。特にもち麦や大麦がおすすめ。

バクテロイデス門が多い傾向にある方は、こういった主食を少し変えている方が多い印象ですね。では太っている人が、その他の方法で痩せるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

太っている人が痩せるために行ってほしいこと:食事編

ここからは、太っている人が痩せるために行ってほしいことをお伝えします。

1日2~3食にとどめる

まず行ってほしいのは、

1日2~3食にとどめる

ということ。太っている方は間食が多かったり、食事回数が多い方もいるはず。一番の問題は、生活のリズムが崩れていること。それを正す意味でも、まずは1日2~3回の食事を決まった時間にとるようにしましょう。これだけでも、十分痩せてくるはずです。

栄養バランスを整える

そして1日2~3食に慣れてくれば、

栄養バランスを整える

ことに意識を向けましょう。太っている方は、特に「糖質」「脂質」この2つの栄養素を摂りすぎ傾向にあります。特に脂質は、9kcal / gとカロリーも高い。

糖質や脂質の摂りすぎを防ぐためにも、栄養バランスの整った食事を意識しましょう。

・玄米
・おかず(魚、豆類のものがおすすめ)
・具沢山の味噌汁 など

こういった内容だと栄養バランスも整い、食べ過ぎも防げます。

野菜→たんぱく質→糖質の順に食べる

そして栄養バランスを整えながら、

食べる順番を野菜→たんぱく質→糖質の順に摂る

ようにしましょう。例えば以下のような食事の場合は…

①具沢山の味噌汁&サラダ
②鶏肉の照り焼き
③玄米

といったイメージで摂ります。そうすると、血糖値の急上昇を抑えられるんですね。血糖値が急上昇すると、インスリン分泌も多くなります。

このインスリンは脂肪を蓄える作用があるため、過剰に分泌させると肥満になると言われています。ですので、こういった食べる順番に気をつけることも痩せるためには重要なんですね。

1口20回以上は噛む

食事中には、

1口20回以上は噛む

ようにしましょう。咀嚼数を増やすことで、満腹中枢が刺激されて食事量を自然と抑えられます。太っている方ほど、早食いで大食い。これは、なかなか満腹中枢が刺激されないことも原因の1つ。

ですので、意識的に噛む回数を増やしてゆっくりと食事するようにしましょう。

脂肪の無意識摂取をやめる

さらに気をつけたいのは、

脂肪の無意識摂取をやめる

ということ。先ほど、脂質は9kcal / gあるとお伝えしました。太っている方はこれまでの習慣の中で…

・ポテトチップスなどのお菓子を食べている
・揚げ物をよく食べている
・ラーメンの汁まで飲む
・豚肉の脂身や鶏肉の皮を好んで食べる

などをした記憶はありませんか?これらすべて、脂質を過剰に摂ってしまう行為なんですね。すべて無意識でとっていると、本当に太っていきます。

もし身に覚えがある方は、こういった脂質の無意識摂取をやめましょう。脂質の多い物をできるだけ控えるだけでも、ダイエットはうまくいきます。

暴食を防ぐために間食を和菓子に変える

もう1つ気をつけたいのが、

暴食を防ぐために間食を和菓子に変える

ということ。元々過食気味だった方が、いきなり間食を抜くのが難しいかもしれません。そういう方の場合は、間食に脂質が多い食べ物を避けて和菓子に変えましょう。

和菓子は糖質が多く含まれますが、腹持ちがよく食べ過ぎを防げば脂質の摂りすぎよりもダイエット向き。逆に間食には、

・菓子パン
・クッキー
・チョコレート

などの洋菓子系を避けてほしいですね。脂質も多く、満腹感も出にくい。つい食べ過ぎてしまうので、間食は和菓子などを活用しましょう。ただ間食抜きでも大丈夫な場合は、間食を摂らない方がより良いですね。

 

太っている人が痩せるために行ってほしいこと:習慣・運動編

続いては、痩せるために行ってほしい習慣の改善・運動などをご紹介します。

毎朝日光を浴びる

これは太っているからというわけではなく、精神的な健康を維持するために、

毎朝日光を浴びる

という習慣をつけてほしいですね。日光を浴びるとセロトニンの分泌やビタミンDの生成が増加します。これらの物質は、以下のような好影響をもたらします。

セロトニン ・幸せを感じやすくなる
・精神的に落ち着く
・焦りや不安感が軽減する
・食行動が安定しやすくなる
・夜になるとメラトニンに変わる
ビタミンD ・イライラや不安を感じにくくなる
・躁、うつ症状が軽減する
・カルシウムの吸収を促して骨を丈夫にする
・免疫機能を正常に保つ

要約すると、精神的に落ち着いて過食行動を防ぐ。さらに睡眠の質を向上させて、睡眠不足による自律神経の乱れなどを改善するといったことが期待できます。簡単で始めやすいことのようですが、朝の日光浴は本当に重要です。

体操で全身を動かす

朝日を浴びながら行ってほしいのが、

体操で全身を動かす

ということ。体操を行うことで、全身の筋肉が緩んで血流が改善します。筋肉がガチガチだと血流も悪く、細胞も不活性状態。適切に代謝もできず、脂肪燃焼もしづらい。いわゆる「太りやすい状態」になります。

体操で全身を動かすことで、

・身体の重だるさがスッキリする
・自然と身体が動かしやすくなる
・筋肉の緊張が改善する
・身心共にリラックスる
・腸内環境も良い影響を受ける
・インスリンの感受性が良くなる
・消費カロリーが増加する

などさまざまな効果が期待できます。いきなりハードなランニングや筋トレはハードルが高いですが、体操だと気持ちいいので続けやすい。おすすめの動画も貼っておくので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。

座ってじっとしている時間を極力減らす

これは特に家での過ごし方のポイントで、

座ってじっとしている時間を極力減らす

ようにしましょう。座ってだらだらしたりゴロゴロすると、消費カロリーが減ります。少しでも身体を動かすようにします。

・脚を伸ばして内外に転がす
・仰向けになりながら両膝倒しをする
・うつ伏せで膝を交互に曲げる
・両膝を立てて小さく開閉する
・椅子に座って踵の上げ下げをする

こういった小さな習慣の積み重ねで、意外と痩せるんですね。貧乏ゆすりが癖づいている方は、貧乏ゆすりをしない人と比べると1日の消費カロリーが200kcalも多いそうです。

つまり身体を少しでも動かす習慣をつけると、特別なことをしなくても1ヶ月で約1kg体重を落とせる可能性があります。塵も積もれば山となると言われるように、小さな習慣の変化は体を変えてくれるきっかけになります。

完璧主義をやめる

ダイエットをする場合に気をつけたいのは、

完璧主義をやめる

ということ。ダイエットを断念する方に圧倒的に多いのが、完璧主義なんですね。

・食事のカロリーをすべて計算する
・糖質を一切摂らない
・有酸素運動を“毎日”1時間する
・筋トレも“毎日”する
・お酒も絶対に飲まない

ある意味もっと適当にした方が、気持ちが楽で続きます。ダイエットは一瞬で終えるものではなく、一生付き合っていくもの。だからこそ、余裕をもって行うことが重要です。

完璧主義になってしまうと続かないし、ダイエットが続かないと自分を責めることにもつながります。完璧主義じゃなくても、ダイエットはうまくいきます。追い込み過ぎるのもやめましょう。

食以外でストレス発散する方法をみつける

これもぜひ身につけてほしいのが、

食以外でストレス発散できる方法をみつける

ということ。ストレスが溜まって食に走ると、当然太ります。これだけは避けたい。ストレス解消におすすめな方法は、以下の通り。

身体を動かす ・ウォーキング
・ランニング
・ストレッチ
・体操など
深呼吸を繰り返す ・鼻から吸って、口から細く長く吐く
身体を温める ・お風呂
・温泉
・サウナ
・岩盤浴 など
人と話す ・友人と会って会話する
・カウンセリングを受ける

こういった食以外の方法でストレス解消法が見つかれば、過食を避けられます。結果的にダイエットが成功しやすくなります。

気持ちに火がついたら筋トレ・有酸素運動を行う

最後にもう1つ、

気持ちに火がついたら筋トレ・有酸素運動を行う

ということ。ダイエットを成功させるために最も重要なのは、食事の改善です。ここは外せません。ただそれと同時に、筋トレや有酸素運動を行うことも重要なんですね。

筋トレ ・基礎代謝が向上する
・筋肉量の低下を防ぐ
・精神面を安定させる
・プラス思考になる
・余計なことを考えなくなる
有酸素運動 ・消費カロリーが増加する
・精神的に落ち着く
・思考、考えがまとまりやすくなる
・記憶力が向上する
・インスリンの感受性が向上する

このようなさまざまな効果が期待できます。いきなり頑張り過ぎるのもNGですが、ダイエットに慣れてくれば筋トレや有酸素運動もぜひ行ってみてください。

 

よくある質問

肥満の方からよくある質問は、以下の通り。

Q、モナリザ症候群って何ですか?

モナリザ症候群(MONA LISA syndrome)とは、自律神経のバランスの乱れにより基礎代謝が落ちて太りやすくなる状態のこと。自律神経が乱れると、体温も下がります。体温が1度下がることによって、基礎代謝は約13%も低下すると言われています。この症状を指しています。

正式には「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity」の頭文字を取った造語で、肥満者の約7割がこの状態に当てはまると言われているんですね。

Q、痩せないのは怠けているだけですか?

怠けているだけではありません。痩せない理由は「自律神経の乱れ」「病気・薬の影響」「精神的な問題」「ホルモンバランスが崩れている」「慢性的な疲労」など、外からではわかりづらい理由が隠れていることがあります。

Q、太ると攻撃的になるって本当ですか?

攻撃的になる可能性があります。これは、血糖値の急上昇・急下降が関わっています。血糖値が急下降する際、アドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌されます。

このアドレナリンの分泌量が増加すると、攻撃的になります。糖質の多い食事を一気にとり、血糖値が跳ね上がります。この血糖値を正常値まで戻そうとインスリンが多量に分泌され、血糖値が急降下。アドレナリンの過剰分泌によって、攻撃的になっている可能性があります。

Q、毎日30回腹筋やったら痩せますか?

これはほぼ難しいです。痩せる=体重減少&引き締め、どちらの場合も数が足りません。ただやらないよりはやった方が体にとってはいい。ですので、全く無意味というわけではありません。

毎日続けていると、数ヶ月・数年後に振り替えるとそれなりの効果は期待できます。

 

まとめ

今回は、太っている人はなぜ痩せようとしないのか?などについて解説しました。

①問題意識がない
②行動に移せない
③ストレスが溜まり続けている
④諦めている
⑤陰で頑張っている
⑥病気や薬の影響
⑦運動が極端に苦手
⑧家庭の事情

さまざまな事情があるかもしれませんし、本当のことを聞かないとわかりません。現場感覚で言えば、ご本人は痩せたいと思っている方が大半。何かきっかけがあれば、痩せられるかもしれません。

今回の内容が、少しでも参考になれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

IZURU代表 / 伊藤 出

IZURU代表 / 伊藤 出

パーソナルトレーナー歴13年。心理カウンセラー・アスリートフードマイスター。カラダとココロの悩みを“根本改善”する。3ヶ月-11.3cm脚やせ、9ヶ月-17kgのダイエット成功などの指導実績。日本ボクシングミニマム級1位・プロ野球選手・モデルなどの指導経歴。

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IZURU代表/伊藤 出

伊藤出のプロフィール

パーソナルトレーニングジムIZURU代表|パーソナルトレーナー歴15年|心理カウンセラー|アスリートフードマイスター|コンセプト「カラダとココロの悩みを“根本改善”する」|9ヶ月-17kgの指導実績|元板前・球児|3児の父親|一緒に変わろう、自信をつけよう。

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