バランスディスクは、本当に効果なし?これは間違いです。目的に合った方法で使うと「脚やせ」「お腹痩せ」「腰痛改善」など、さまざまな効果が期待できます。
この記事では、
・本当に効果なし?バランスディスクの効果
・バランスディスクが効果なしと言われる理由
・バランスディスクの5種類の使い方
などを解説します。
ちなみにバランスディスクを活用したい方は、以下のような安いもので十分。僕も現場で使っているのは、1,000円ぐらいのものです。これで十分身体の悩みを改善できますからね。
・ラヴィバランスディスク 980円
・DABADAバランスディスク 1,600円
今回の記事の内容
本当に効果なし?バランスディスクの効果

バランスディスクの効果は、以下の通り。
①シェイプアップ効果
まず期待できる効果の代表例は、
シェイプアップ(引き締め)
です。バランスディスクでさまざまな部位の筋肉を刺激すると、
・二の腕痩せ
・お腹痩せ
・背中痩せ
・脚やせ
など、全身を引き締めることができます。
二の腕の外側・付け根がぽっこり太い。この悩みは「腕の捻じれを整える」「筋肉の張りやむくみを改善」これらができると細くできます。筋トレが必須ではないんですね。 この記事では、 ・二の腕の外側や付け根がぽっこり太くなる原因 ・太い二の腕の外側や付け根を細くする5つの方法 などを解説...
②トレーニング効果
これもシェイプアップとかぶりますが、バランスディスクを活用すると、
普段刺激しづらい部位の筋肉もトレーニングできる
ということ。バランスディスクは円盤形なので、両手や両足を乗せると非常に不安定。こういう不安定な状況下でトレーニングを行うと、普段使われない筋肉も動員され、いつも以上のトレーニング効果が期待できます。
③便秘改善
3つ目は、
便秘改善
です。バランスディスクに座って、骨盤で円を描く。すると、筋肉だけではなくて腸も刺激できるんですね。
・お腹全体の筋肉が刺激されて緩む
・同時に腸も刺激されて、活性化する
・溜まっていた便が出やすくなる
・その結果、便秘が改善する
こういった効果も期待できます。今「ガスだまり」や「便秘」で悩まれている方は、自宅エクササイズでバランスディスクを活用すればスッキリできるはずです。
④姿勢・腰痛改善
4つ目は、
姿勢・腰痛改善
です。これはエクササイズではなく、バランスディスクの上に座るんですね。すると、骨盤を自然な角度で維持でき、
・姿勢改善
・腰痛や肩こりの改善
などの効果が期待できます。
では逆に、バランスディスクが効果なしと言われるのはなぜなのでしょうか?
バランスディスクが効果なしと言われる理由

効果なしと言われる理由は、以下の通り。
目的と方法が合っていない
まず考えられるのが、
目的と方法が合っていない
ということ。バランスディスクに限らず、どんなエクササイズをするのも同じ。目的と方法が合っていなければ、効果は実感できません。
例えば身体を引き締めたい場合、
・どの筋肉を刺激すべきか
・どのくらいの量行うべきか
・どのくらいの頻度で行うべきか
・どのようなエクササイズを行うべきか
・どのように行うべきか
こういったことを明確にし、目的に合わせてすべて調節する必要があるんですね。なんとなくバランスディスクを使ってみる。これでは結果が出ません。効果なしと言われる最大の理由は、目的に合った方法ができていないということが考えられます。
量や頻度が足りていない
続いては、
量や頻度が足りていない
ということ。よく体を引き締めるために、20回3セットぐらい行いますよね。実はこれでは量が足りません。本気で引き締めるなら、限界回数×3セットぐらい行う必要があります。
また頻度は、週2~3回は必須。こういった回数・セット数・頻度などの条件が合っていないと、バランスディスクでどんなエクササイズをしても効果を実感できません。
空気の入れ加減が合っていない
そしてもう1つは、
空気の入れ加減が合っていない
ということ。エクササイズを行う場合も、バランスディスクに座るときも空気の入れ加減は重要です。空気を入れ過ぎたり、入れなさ過ぎても効果が出ないことがあります。こういったところも、バランスディスクは効果なしと言われる理由の1つ。
ではバランスディスクを使って効果を実感するためには、どのようなエクササイズを行えばいいのでしょうか?
効果的なバランスディスクの使い方①:ストレッチ&便秘改善する方法

まず最初は、
・お腹や腰回りの筋肉を緩める
・腸を刺激して、働きを活性化させる
・その結果、お腹周りを緩めたり便秘を改善する
という方法をご紹介します。以下の方法は、すべてリラックスして気持ちよく動かすようにしましょう。
1、骨盤を前後にリラックスして動かす
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、腰辺りが力まないようにへそを軽く前に突き出す
4、身体を丸めるように骨盤を後方へ倒す
5、リラックスして骨盤を前後に軽く動かす
6、30回行う
2、骨盤を左右にリラックスして動かす
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、お腹が力まないように骨盤を左右にスライドさせる
4、リラックスして骨盤を左右に30回動かす
3、骨盤で半円を描く(前側)
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、へそを軽く前に突き出し、半円を描くように左右に動かす
4、身体の前側で半円を20回描くように動かす
4、骨盤で半円を描く(後側)
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、骨盤を後方に倒し、半円を描くように左右に動かす
4、身体の後側で半円を20回描くように動かす
5、骨盤で円を描く
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、骨盤で円を描くように動かす
4、リラックスして左右各10回回す
この5つをリラックスして行えば腰周りが非常に軽くなりますし、腸が刺激されて翌朝には便が出やすくなります。
効果的なバランスディスクの使い方②:お腹痩せするトレーニング方法

続いては、お腹痩せするトレーニング方法をご紹介します。ここでは筋肉を刺激したいので、より大きく強く動かすイメージで筋肉を刺激していきましょう。
1、骨盤を前後に大きく動かす
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、腰辺りを力ませるようにへそをグッと前に突き出す
4、腹筋に力を入れるように身体を丸め、骨盤を後方へ倒す
5、力を入れるように骨盤を前後に大きく動かす
6、前後各30回行う
2、骨盤を左右に大きく動かす
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、骨盤を真横にスライドするように大きく動く
4、逆方向へ骨盤を大きくスライドさせる
5、左右にウエストを力ませるように、骨盤を左右に30回動かす
3、骨盤で大きな円を描く
1、椅子の上にバランスディスクを置く
2、その上に座って、脚を肩幅に開く
3、骨盤で大きな円を描くようにウエスト周りを刺激する
4、同じ方向へ大きく10回、反対回しを10回行う
4、レッグレイズ
1、地面にバランスディスクを置き、その上に座る
2、身体の後方に手をつき、脚を揃えて浮かせる
3、両膝を軽く曲げ、膝を胸に引き寄せつつ身体を丸める
4、そして、脚を軽く伸ばし再度胸に両膝を引き寄せる
5、20回3セット行う
5、両膝倒し
1、地面にバランスディスクを置き、その上に座る
2、身体の後方に手をつき、脚を揃えて両膝を立てる
3、足は地面につき、バランスをとる
4、体幹に力を入れ、両膝を左右に倒す
5、20回3セット行う
上記では目安として回数などをお伝えしていますが、できるだけ数をこなした方がお腹痩せができます。。最低週2~3回の頻度で行うと、効果を実感しやすくなります。
効果的なバランスディスクの使い方③:二の腕痩せや背中痩せするトレーニング方法

続いては、「二の腕痩せ」や「背中痩せ」などができるトレーニング方法をご紹介します。
1、膝つき腕立て伏せ
1、地面にバランスディスクを置く
2、その上に手を置いて、膝つき腕立て伏せの姿勢になる
3、バランスをとりながら腕立て伏せを繰り返す
4、20回3セット行う
2、ディップス
1、両膝を立てて座り、身体の後方にバランスディスクを置く
2、肩甲骨を寄せ、バランスディスクの上に手を置く
3、腕の力でお尻を持ち上げ、押し込むように身体を持ち上げる
4、1度お尻を地面に下げ、再度身体を腕の力で持ち上げる
5、15回3セット行う
3、ハンドウォーク
1、地面にバランスディスクを置く
2、その上に手を置いて、膝つき腕立て伏せの姿勢になる
3、左右の地面に手をつき、バランスディスクの上に手をつく
4、手で歩くようなイメージでハンドウォークを繰り返す
5、30歩3セット行う
4、ウエストリフト
1、地面にバランスディスクを置く
2、その上に手を置いて、四つ這いになる
3、へそとみぞおちの真裏(腰辺り)を天井に突き上げる
4、腕の間に頭を入れ、身体で山型をつくる
5、上げた身体を下げ、再度腰を高い位置に持ち上げる
6、10回3セット行う
この4種目で、二の腕や背中周りがスッキリします。
効果的なバランスディスクの使い方④:下半身痩せするトレーニング方法

続いてご紹介する方法は、
・脚全体が細く引き締まる
・おしりのたるみがスッキリする
・ヒップアップする
などの効果が期待できます。早速やっていきましょう。
1、スクワット
1、地面にバランスディスクを置き、その上に乗る
2、軽くつま先を開き、両腕を前に伸ばして足裏全体でバランスをとる
3、バランスをとりながら、真下にへしゃげるように浅くしゃがむ
4、お尻を締めながら立ち上がる
5、20回3セット行う
2、ヒップリフト
1、地面にバランスディスクを置く
2、仰向けになり、両膝を90度ぐらいに曲げる
3、足裏全体をバランスディスクの上に乗せる
4、バランスをとりながらお尻を高い位置に持ち上げる
5、地面に一度下ろし、再度持ち上げる
6、20回3セット行う
3、ブリッジ
1、地面にバランスディスクを置く
2、仰向けになり、両膝を少しだけ曲げる
3、かかとをバランスディスクの上に乗せる
4、バランスをとりながらかかとで踏ん張り、身体を反らせる
5、地面にお尻を一度下ろし、再度持ち上げる
6、20回3セット行う
この3つができると脚やせやヒップアップができるので、脚の悩みを抱える方はぜひ参考に実践してみてください。
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効果的なバランスディスクの使い方⑤:姿勢改善をする方法

バランスディスクの5つ目の使い方は、バランスディスクの上に座ることで姿勢改善できるという方法です。
1、椅子の上にバランスディスクを置く
まず最初は、シンプルに椅子の上にバランスディスクを置きます。

2、半分ぐらいの位置にお尻を置く
椅子の上に置いたバランスディスクの前側半分にお尻を乗せます。

3、適度に骨盤が立った状態で座る
あとはそのままキープするだけ。

この座り方は骨盤が適度に前傾状態となり、腰周りの筋肉が楽な状態で座ることができるんですね。自然な座り方は以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもよかったら参考にご覧ください。
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本当に効果なし?バランスディスクの効果や5種類の使い方を解説のまとめ

今回は、本当に効果なし?バランスディスクの効果や5種類の使い方について解説しました。
・バランスディスクは、非常に多くの効果が期待できる
・シェイプアップに限らず、トレーニングや姿勢改善に役立つ
・腸も刺激でき、便秘改善にも効果的
・バランスディスクに座れば、根本的な腰痛改善も可能
今回ご紹介したバランスディスクは、便利ですしおすすめのアイテム。使い方もシンプルで、ながらエクササイズやズボラさんにも飽きずに使えます。1個あれば身体もスッキリ変化するので、興味ある方はぜひ使ってみてください。今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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