【女性向け】胸板を薄くしたい方必見！胸板が厚い原因と薄くする４つの方法

先日40代の女性から、

と相談を受けました。同じ悩みを抱えている女性もいますよね。

この方の場合、胸周りの筋肉を緩めたり姿勢を改善することで胸板を薄くすることができました。原因によって改善方法は変わりますが、同じ悩みを抱える方もまずは“緩める”ことがポイントになります。

この記事では、

・女性の胸板が厚い原因
・女性必見！厚い胸板を薄くする4つの方法

などを解説します。

 

女性の胸板が厚い原因

今回ご相談を受けたクライアントさんは、胸板が厚いのは以下の原因が考えられました。

・胸を突き出す癖がある
・大胸筋などの筋肉が硬い
・上半身のむくみがかなりひどい
・仕事のストレスで食べ過ぎている

それぞれ解説します。

胸を突き出す癖がある

まず問題だったのが、

ということ。

クライアントさんの姿勢は、こんな感じ。

一見良い姿勢に見えるかもですが、実は不自然です。自然な姿勢は、こういう姿勢なんですね。

この２つの姿勢を正面から比べると、このような違いになります。

胸を張った姿勢の方が、胸板が厚く見えるのがわかると思います。このように、胸板が厚く感じられた1つ目の原因は、

胸を突き出す癖がある

ということです。

大胸筋などの筋肉が硬い

2つ目の原因は、

胸にある大胸筋などが硬くなっている

ということ。大胸筋は、この筋肉。

日頃から胸を張ると大胸筋は硬くなりますが、

・身体の前で細かい手作業をする
・電車の中で常に本を読んでいる
・スマホやパソコンを長時間触っている

などによっても硬くなります。身体の前に腕を伸ばす時間が長いと、大胸筋がストレスを受けます。実際にクライアントさんはこれに該当し、大胸筋がガチガチ状態でした。

大胸筋が緊張することで胸が張り、胸板が厚くなったと考えられました。

上半身のむくみがかなりひどい

さらに問題だったのが、

上半身のむくみがかなりひどい状態

ということ。先ほど「大胸筋が硬くなっていた」とお伝えしましたが、大胸筋以外にも上半身全体の筋肉がガチガチでした。

筋肉が硬くなると、

・筋肉周辺などの内圧が高まる
・血流やリンパ液の循環が悪くなる
・体液が滞り、むくみがひどくなる

ということが起こります。下半身のむくみで悩む方は多いですが、上半身がこれだけむくんでいる方は珍しいというぐらいむくんでいました。

クライアントさんも、

と言われてました。当然上半身がパンパンにむくんでいるため、より胸板の厚さにつながったと考えられました。

仕事のストレスで食べ過ぎている

そしてもう1つ原因は、

仕事や人間のストレスで過食して脂肪が多い

ということ。女性だと、仕方ない部分もありますよね。ストレスが溜まって、そのストレスのはけ口を食べることにもっていく…。気持ちはすごくわかります。

ただ、食べ過ぎてしまうと脂肪量が増えます。クライアントさんは、全身の脂肪量がある程度あったため、これも胸板の厚さの原因になっていました。

これらが原因で、胸板が厚くなっていたと考えられました。これらの原因から、

・姿勢を自然な状態に直す
・上半身などの筋肉を緩める
・上半身のむくみを改善する
・食べる量を調整する

などができると、今よりも確実に胸板を薄くすることができると仮定できました。実際にご指導して6ヶ月で胸板はかなり薄くなり、体重も7kg減。

ここからは実際に現場でご指導した内容も含めて、胸板を薄くする方法をご紹介します。

 

女性必見！厚い胸板を薄くする方法①：大胸筋を緩める

まず最初に行ったのは、

大胸筋などの上半身を緩める

という方法。現場ではいろんな方法を行っていますが、記事をご覧の方は以下の方法で大胸筋を緩めていきましょう。

１、腕を軽く上げて体側に落とす

１、仰向けになり、両腕を天井方向に伸ばす
２、脱力するように腕を体側に落とす
３、30回繰り返す

２、腕を軽く上げて肘を真横に落とす

１、仰向けになり、両腕を天井方向に伸ばす
２、手にひらを合わせ、肘を真横に落とす
３、再度手のひらをあわせるように腕を伸ばす
４、30回繰り返す

３、真上に腕を上げて下半身方向に落とす

１、仰向けになり、両腕を天井方向に伸ばす
２、脱力するように腕を下半身方向に落とす
３、落とした腕を再度天井方向に上げる
４、30回繰り返す

４、真上に腕を上げて頭上に落とす

１、仰向けになり、両腕を天井方向に伸ばす
２、脱力して頭上に落とす
３、30回繰り返す

５、前腕を内外に落とす

１、仰向けになり、腕を楽な位置に置く
２、肘を90度に曲げる
３、前腕を内外にそれぞれ落とす
４、30回行う

実践した後、再度胸に触れてみてください。

実践前と比べると、薄さや柔らかさを実感できると思います。まずはこういった方法で胸や上半身の筋肉を緩めるだけで、胸板は薄くなっていくんですね。

続いて行ったのは、むくみの改善です。

 

女性必見！厚い胸板を薄くする方法②：上半身のむくみを改善する

上記の方法でもむくみは改善しますが、さらにむくみを改善したい方には以下の方法がおすすめです。

ここから行う方法は、

・できるだけリラックスして
・気持ちよく筋肉を揺らす＆動かす

ことがポイントです。これらを守れば、より胸板は薄くなりますからね。

１、仰向けで脇に触れて深呼吸

１、仰向けになり、両手を脇に差し込む
２、その状態で深呼吸を5回繰り返す

２、仰向けで片側の脇を擦る

１、仰向けになり、片手をお腹の上に置く
２、逆の手を反対側の脇前に沿える
３、脇周辺を軽く擦る
４、左右各1分間行う

３、仰向けで片側の胸を揺らす

１、仰向けになり、片手をお腹の上に置く
２、逆の手を反対側の胸に沿える
３、胸全体を軽く揺らす
４、左右各1分間行う

４、仰向けで腕をぶらぶら揺らす

１、仰向けになり、両手を天井方向に上げる
２、手首をリラックスさせ、軽く横方向へ揺らす
３、1分間行う

実践後、再度胸元に触れるとさらに薄くなっていると思います。ちなみに現場では上半身の筋肉を僕がいろんな方向へ揺らしましたが、実践後はかなりクライアントさんの上半身が緩み、軽くなったそうです。

ここまでの流れが毎日適切にできていれば、1週間ぐらいで十分胸板は今よりも確実に薄くなっていきます。

YouTubeでは胸板を薄くする方法をまとめているので、ご自身で改善したい方はこちらを動画をご覧ください。

 

女性必見！厚い胸板を薄くする方法③：肩を自然な位置に直す

上記の方法を実践した後は、根本原因である肩の位置などの修正を行っていきます。

この肩の位置を修正する方法については「重心を変えると痩せる！自然な立ち方を習得する４つの方法」の中でご紹介しているので、こちらを参考に改善してみてください。

 

女性必見！厚い胸板を薄くする方法④：ダイエットを行う

そしてもう1つご指導したのは、

ダイエットなどを行って、余分な脂肪分を減らす

ということ。ここに関してはあまり重点をおかず、軽く食事量を減らすぐらいのアドバイスしかしていません。

ただクライアントさんはそれでも1ヶ月で約1kgのペースで体重が減り、半年で7kg体重を減らすことができました。これはクライアントさんの実行力が素晴らしかったですね。

食事の調節方法

もしご自身でダイエット（食事の調節）をしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ダイエット成功ポイントである、

・食事の現状を知る
・生活習慣を振り返る
・食事の減らし方
・運動の取り入れ方

などを詳しく初心者向けに解説してます。

食事の調節と合わせて、適度な運動を習慣化することも重要です。運動方法は以下の記事をご覧ください。

ウォーキングを行う

心地良くウォーキングすると、

・胸のむくみが改善する
・上半身の張りが改善する
・脂肪燃焼する
・ダイエットのプラスになる など

胸板を薄くするために効果的です。運動不足の方は、まず軽めのウォーキングから始めてほしいですね。

トランポリンを活用する

トランポリンも、かなりおすすめ。自宅に1個あるとその場で運動ができますし、ウォーキングと同様、

・胸のむくみが改善する
・上半身の張りが改善する
・脂肪燃焼する
・ダイエットのプラスになる など

胸板を薄くするために効果的です。天候に関係なくできるのもいいですよね。

毎日体操を行う

全身の体操を習慣化することでも、胸板は薄くできます。僕も毎日実践して、ウエストが3ヶ月で-10cm以上細くなっています。シェイプアップ効果はかなり高いんですね。以下の方法がおすすめなので、ぜひ参考に実践してみてください。

自宅で有酸素運動を行う

もう1つは、自宅でその場でできる有酸素運動を行うこと。脂肪燃焼の効果も高く、続けると胸板は確実に薄くなっていきます。

同じ悩みを抱える方は、こういった一連の流れを参考に実践してみてください。

 

【女性向け】胸板を薄くしたい方必見！胸板が厚い原因と薄くする４つの方法のまとめ

今回は、女性向けの胸板が厚い原因と薄くする4つの方法について解説しました。

・日頃から胸を張る癖があった
・上半身の張りやむくみがひどかった
・脂肪とあわさって、胸板の厚さにつながっていた
・まずは上半身を緩め、張りやむくみを改善する
・その後に、肩の自然な位置をインプットする
・ダイエットを行い、余分な脂肪を減らす
・こういったことを実践した結果、胸板を薄くできた

適切に原因をみつけて取り除けば、必ず厚い胸板を薄くすることは可能です。遺伝とか骨格の問題と考える方もいるかもですが、今よりも改善は可能です。

ですのでコンプレックスに感じている方は、まず緩めてみてください。それだけで変わりますからね。鍛えるよりも、緩める。それが変わるヒントになります。

今回の内容が、胸板の厚さで悩む方の参考になれば嬉しいく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！