ヒールでの歩き方。身体の使い方を少し変えるだけで「お腹痩せ」「脚やせ」「ヒップアップ」など、女性らしいスタイルの良い体へと変わることができます。
この記事では、
・ヒールを履くと脚が太くなる原因
・ヒールで脚やせする方法
などを解説します。
今回の記事の内容
ヒールを履くと脚が太くなる原因

原因は、以下の通り。
つま先重心で立っている
1つ目の原因は、
つま先重心になっている
ということ。ヒールを履いたときの重心は、ピン(踵)で立つことが自然です。

ピンで立つと“骨で立つような感覚”になり、脚にかかるストレスが最小限になります。ただ多くの方は、つま先重心。

つま先重心で立つと、
・ふくらはぎや前ももにストレスがかかる
・筋肉が硬くなって張り出す
・むくみもひどくなる
など、脚が太くなる可能性があります。もしふくらはぎや前ももの張りなどで悩む方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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ヒールで歩く時に膝が曲がっている
2つ目の原因は、
膝が曲がった状態で歩いている
ということ。外国の女性はヒールを履いている姿が自然で、以下のように歩く方が多い。

日本の女性の場合、膝が曲がった状態で歩く方が多いんですね。

膝が曲がった状態で歩くと、
・重心の位置が低くなる
・脚に加わるストレスが大きくなる
・地面を突くような着地になる
・前ももへのストレスが大きくなる
結果的に、前ももが張り出してヒップダウンします。みぞおちを前に運ぶように歩き、後方に脚を残す。この歩き方ができると「ヒップアップ」「脚やせ」など、身体は変わります。

ヒールが高すぎる
3つ目の原因は、
ピンが高過ぎる
ということ。高いヒールを履きなれていない場合、
・着地の時に恐怖心が出る
・恐怖心が出ると足元を探るように着地する
その結果、膝が曲がった状態で着地します。

この着地も前ももが張ったり、ヒップダウンしてしまいます。
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ピンが細すぎる
4つ目の原因は、
ピンが細すぎる
ということ。これも上記と似ており、
・歩くときに、着地が不安定になる
・足元を探るように着地する
・重心が下がって脚へのストレスが増す
結果的に前ももが張ったり、脚が太くなってしまいます。
適切にヒールを履いて歩くことで得られる効果

期待できる効果は、以下の通り。
1、脚が細くなる
1つ目は、
脚が細くなる
ということ。自分に合ったヒールを履くと、シューズよりも重心の位置が高くなるんですね。すると、脚にかかるストレスが軽減されます。以下の2つの歩き方を比べると違いがよくわかるはず。

こういう違いによって、脚やせ効果が期待できます。
2、ヒップアップする
2つ目は、
ヒップアップする
ということ。歩く際、後方に脚を置いていくように歩く。

すると、お尻への刺激が増してヒップアップするんですね。
3、ウエストが引き締まる
3つ目は、
ウエストが引き締まる
ということ。重心を引き上げると、体幹部分が縦に引き伸ばされます。

すると、お腹の空洞が狭くなってウエストが細くなります。この辺りは「常にお腹をへこます効果|簡単にウエストを細くする方法」で詳しく解説してます。
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では、こういった効果を引き出すために具体的にどのようにヒールを履きこなせばいいのでしょうか?
ヒールを履いて脚やせする方法①:重心位置や立ち方を改善する

まず行ってほしいのは、
重心位置や立ち方の改善
です。
ヒールを履いたときの加重ポイント
ヒールを履いた時の加重ポイントは、「ピンの真下(かかと)」です。

この位置に体重を乗せると“骨で立つ”ような感覚になり、非常に楽に立てます。まずは、このピンで立っておきましょう。立ち方の改善方法は以下の記事で解説しているので、あわせてこちらも実践してみてください。
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ヒールを履いて脚やせする方法②:歩き方を改善する

続いては、歩き方を改善しましょう。歩き方のポイントは、以下の通りです。
1、重心位置を引き上げる
まず最初に、重心位置を引き上げるイメージで“気持ち”身体を縦に引き伸ばします。

身体を縦に引き伸ばしたら、みぞおちや頭に重心位置を設定しておきます。

2、重心を前に運ぶように歩く
次は、胸や頭をスーッと前に運ぶイメージで歩き出します。

このとき実際に胸を突き出すのはNG。前に運ぶイメージを持つだけでOKです。

こうなると着地も不自然になり、脚が太くなるので必ず避けましょう。
3、脚を後方に置いていくイメージを持つ
胸などを前に運ぶイメージで前方へ進みますが、後方の脚を少し置いていくイメージで歩きます。

早く脚が前に出てくると、こういう状態になるんですね。

これだとヒップに刺激が入らず、ヒップアップできません。比較するとこんな感じ。

気持ち後方に脚を置いて歩きましょう。
4、骨盤を左右に軽く動かす
最後のポイントは、
骨盤を軽く左右にスライドさせながら歩く
ということ。これは以下の動画がわかりやすいので、こちらを参考に実践してみてください。
この一連の流れで歩くだけで、
・脚やせ
・ヒップアップ
・ウエストの引き締め
などができるので、ヒールを履く方はぜひ実践してほしいですね。
ヒールを履いて脚やせする方法③:自分に合ったヒールを選ぶ

ヒールを選ぶときのポイントは、以下の通り。
1、恐怖感の出ないヒールの高さ
1番大切なのは、
着地の際、恐怖感のないヒールの高さ
を選ぶこと。個人によって変わりますが、大体「4~6cm」が適切な高さだと思います。恐怖感を消すことで、
・ヒールを履いても自然に歩きやすくなる
・脚を前に出すような着地をしなくなる
・膝が伸びた状態で歩ける
など、脚が太くなる要素を取り除けます。
2、恐怖感の出ないピンの太さ
続いては、ピンの太さ。脚やせ目的の場合、ヒールを履いて自然に着地できることが最も重要です。そのためには、安心して着地できる「ピンの太さ」が必要なんですね。これも個人によって変わりますが、
着地の際に、恐怖心が出ないピンの太さのものを選ぶ
こと。おしゃれの要素も加味されるため、一概に太い方がいいとは言い切れませんが、身体のことを考えるとピンは太めの方がおすすめです。
3、適切なサイズを選ぶ
もう1つ重要なのが、ヒールのサイズ。
・横幅
・縦幅
を適切にあわせることが重要ですが、特に問題になるのが縦幅。シューズもそうですが、自分の足に合った適切なサイズは、
かかとをつめた状態で、つま先に1cm隙間がある状態
です。つま先がつまると、
・足の指が曲がる
・足首が緊張する
・着地がつま先からになり、不自然になる
その結果、前ももへのストレスなどが増してしまうんですね。ですので、つま先に1cmほどの隙間が空くヒールのサイズを選ぶことも重要です。
ヒールを履くと脚が太くなる原因と脚やせする3つの方法のまとめ

今回は、ヒールを履いて脚が太くなる原因と脚やせなどをする方法について解説しました。
・ヒールを履いた立ち方や歩き方で脚の太さが変わる
・ヒールを履いて立つ時は、ピンに体重を乗せる
・重心を高め、前に運ぶように歩く
・この歩き方で脚やせ、ヒップアップができる
・自分に合ったヒールを選ぶことも重要
日頃からヒールを履く方は、ぜひ今回の内容を参考に実践していただければと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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