・お名前:米沢瞳様
・年齢:30代
・性別:女性
・お住まい:大阪府
・職業:介護職
・コース:パーソナルコース
・期間:2年2ヶ月間
・目的:メンタルの不調の改善&脚やせ
瞳さんは、長年双極性障害に悩まれていました。症状を改善したいと思い、パーソナルトレーニングの受講を決意。ゆるめることを軸に、有酸素運動なども実施。徐々に症状が改善し、双極性障害の症状が軽減。具体的なセッション内容をご紹介します。
今回の記事の内容
米沢瞳様がパーソナルトレーニングで得られた成果
2年2ヶ月での成果は、以下の通り。
双極性障害の症状が軽減
これまで数多くの失敗をしてきたそうで、
・教習所に通って途中で辞める
・通信制の学校に入学するも続かない
・高価な買い物をしてしまう
・感情の上がり下がりが激しく人に当たる
などを経験。双極性障害の方の特徴でもありますが、ご自身でも悩んでいました。パーソナルトレーニングでは、
・筋肉を揺らしてゆるめる
・一定のリズムで身体を動かす
・有酸素運動を行う
・栄養バランスを整える
などを実施。すると衝動的な感情が和らぎ、落ち込みも小さくなりました。病院からも薬が出ていましたが、この薬の量も徐々に減らすことに成功しています。
仕事のやりすぎも調節できるようになった
躁状態になると、
・仕事をこなす量や時間が増加
・休日出勤する
・休憩時間に仕事をする
・ボランティア活動も詰め込む
など、やりすぎ状態もみられました。結果的にうつ状態に入ると疲労困憊。これの繰り返しでしたが、パーソナルトレーニングを継続するにつれて仕事量などもうまくコントロールできるようになりました。
外ももの張りも改善
メンタル面以外では、
・外ももの張り
・太ももの太さ
などにも悩まれていました。精神的な症状から血流が悪くなり、脚のむくみもひどい。脚の関節も捻じれている。そんな状態で、外ももが張り出していたんですね。
トレーニングや身体調整で脚の筋バランスを整えると、外ももの張りが改善。姿勢や歩き方の改善も同時に行い、これらの要因も脚やせにつながりました。
米沢瞳様がパーソナルトレーニングを受けられた目的・背景
パーソナルコースに申し込んだ理由は、以下の通り。
パーソナルコースに申し込んだ理由
一番の理由は、双極性障害の症状がひどくなったこと。その頃、僕のYouTubeをみつけたことがきっかけだったそうです。
・神戸まで少し距離があるので週1回が限界
・YouTubeの内容でも変化を実感できた
・いろんなことを相談できそうな人だった
・メンタルの不調を理解してもらえると思った
こういった理由があり、パーソナルコースにお申込みされたとのこと。
カウンセリング時の状態
カウンセリング時の状態は、以下の通り。
・外見的には精神的な不調がわかりづらい
・手足の震えがあった
・全身のむくみがひどくパンパン状態
・食事に偏りがみられた
・身体を動かすと力を入れ過ぎる
・反り腰で過剰に膝を伸ばす
・X脚気味で内股
米沢瞳様の特徴
過去に社交ダンスのプロとして活動されており、自分を追い込む癖がついていました。
・とにかく真面目で手を抜かない
・力を入れ過ぎてリラックスできない
・身心の緊張が強くて頭で理解しづらい
などがみられました。まずは身心をリラックスさせること。そのためには、筋肉や皮膚をとにかく緩める。その他には、有酸素運動で「GABA」「セロトニン」の分泌を促すこと。これらによって精神的な落ち着きが獲得できると考えて、セッションをスタートしました。
IZURUでパーソナルトレーニングを受けようと思った理由
精神的な不調を相談するのは勇気のいること。それを言えそうな人だったことと、僕自身も機能性低血糖症でメンタルの不調を経験していたこと。近しい経験があったので、自分の気持ちを理解してもらえると思ってIZURUを選ばれたそうです。
米沢瞳様とのパーソナルトレーニングの具体的な内容
具体的に行った内容は、以下の通り。
サーキットトレーニングを採用
瞳さんのメニューは、サーキットトレーニングを採用しました。下半身を引き締めつつ、有酸素運動を行うような以下のメニューを実施。

体調が優れないときは、身体調整(リンパケア・筋肉を揺らす・ストレッチング・呼吸エクササイズなど)を主にした内容も行いましたが、基本的には上記のメニューを行いました。
心地良い刺激が最大のポイント
トレーニングや身体調整時には、常に心地良い刺激が加わっているか。ここが重要でした。ですので、グッと力むようなことは一切してません。有酸素運動を行うときも、心地よくトランポリンで弾み腕を動かす。
こういう刺激はセロトニンの分泌量を増やすため、精神的に落ち着きやすくなります。
たんぱく質を積極的に摂るようにアドバイス
食事でアドバイスしたことは、以下の通り。
・ご飯、具沢山の味噌汁を軸にする
・できれば白米ではなく玄米
・食べる順番は野菜→たんぱく質→糖質の順
・たんぱく質を多く摂る(肉・魚・卵・豆など)
・お菓子などの甘い物を一気に食べないように注意
・ジュースやコーヒーは極力避ける
など。血糖値の急上昇急降下はメンタルを不調にし、双極性障害の症状がひどくなる可能性があります。またカフェインも、アドレナリン分泌につながるために極力控えたいところ。こういった栄養面についても、細かくアドバイスしました。
パーソナルトレーニングを受けた感想

私を含めて双極性障害の方って、下がっているときに筋肉をつけるようなバリバリの筋トレって負担です。でも、出さんのところは、「緩める」っていう真逆のことをされていて、私の感覚としては、楽になりにきてるって感じが強いです。
実際にパーソナルを受けてみて思うのは、病院だけじゃないんだなってことですね。多分パーソナルを受けていないと、筋肉を緩めることが効果的なのは思いつかないですね。やっぱり適切なトレーニングを受けたり、出さんに筋肉を緩めてもらうと症状が緩やかになります。
最後に
瞳さんを含め、精神的な不調がある方は辛い時間も多いはず。ですが、運動やゆるめることで症状を軽減することも可能です。ただ誰かに精神面の相談をしたり、打ち明けるのも勇気がいること。
そんな方のお役に少しでも立てると幸いです。瞳さんは同じ年ということもあり、気軽に相談してくれました。だからこそ、こちらもスムーズにメニューが作成・変更ができました。
すべてが鍛えることではなく、ゆるめることも重要。そういったことが伝わると、嬉しいですね。最後に改めてパーソナルの成果をまとめると、以下の通り。
・双極性障害の症状が軽減
・精神的な浮き沈みが小さくなった
・手の震えも徐々に収まった
・外ももの張りが改善して脚やせできた
・仕事量も自分で調節できるようになった
・気持ちが落ち着いて穏やかに過ごせる時間が増えた
もし同じ年代で同じような悩みを抱えている方は、ぜひ気軽にご相談ください。ご自身あった最適な改善策をご提案させていただきます。

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