貧乏ゆすりは、メリットデメリットの両面があります。ただ「健康に良い」「むくみ改善」「脚やせ」などに効果的で、多くのメリットがあります。
この記事では、
・貧乏ゆすりのメリットや効果
・貧乏ゆすりのデメリット
・貧乏ゆすりでダイエット&脚やせする3つの方法
などを解説します。
今回の記事の内容
貧乏ゆすりのメリットや効果

貧乏ゆすりのメリットや効果は、以下の通り。
①消費エネルギーの増加(ダイエットのプラス)
1つ目は、
消費エネルギーの増加
ということ。「ダイエットの科学」という著書の中で紹介された研究データがあります。貧乏ゆすりが癖づいている方は、貧乏ゆすりをしない方よりも1日の消費エネルギーが約200kcal多いそうです。
・足首を常に動かすような状態になる
・筋肉が収縮-弛緩し、エネルギーが消費される
・これが長時間続くことで、約200kcal分の消費が生まれる
ダイエット中の方は、貧乏ゆすりをすることで痩せやすくなる可能性があります。
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②脚やせやむくみ改善ができる
2つ目は、
脚やせやむくみが改善できる
ということ。貧乏ゆすりをすると、ふくらはぎの筋肉がポンプのように動きます。すると、
・ふくらはぎ周辺の血流が改善する
・リンパ液の循環が改善する
・むくみが改善し、脚全体が細くなる
という効果が期待できます。
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③足先の冷えが改善できる
3つ目は、
足先の冷えが改善できる
ということ。これは上記と同じ理由で、貧乏ゆすりをすると足先などの血流も改善する。その結果、脚先の冷えが改善して温まってきます。
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④健康への効果も期待できる
4つ目は、
健康の維持・向上できる
ということ。貧乏ゆすりで血流が改善すると、細胞に栄養や酸素がより運ばれて活性化します。人間の身体は、約32兆7000億個の細胞の集合体。1つ1つの細胞が活性化すると、より健康になります。
貧乏ゆすりは特に足首を使うので、第二の心臓と言われるふくらはぎのポンプ作用を活用できます。より全身の血流が改善し、貧乏ゆすりを習慣化するだけで健康に近づくんですね。
⑤精神的に落ち着く
5つ目は、
不安定だった精神面がかなり落ち着く
ということ。貧乏ゆすりは一定のリズムで行うことが多く、人間の脳は“快の刺激”として受け取ります。すると、脳内で分泌されるセロトニンという物質の分泌量が増加。セロトニンの作用によって、心身ともにリラックスして精神的に落ち着くんですね。
ここまで貧乏ゆすりのメリットや効果を解説しましたが、逆にデメリットはないのでしょうか?
貧乏ゆすりのデメリット

貧乏ゆすりのデメリットは、以下の通り。
①「うざい」とストレスに感じる人がいる
1つ目は、
「うざい」とストレスに感じる人がいる
ということ。貧乏ゆすりそのものは効果的ですが、周りは嫌な思いをするかもしれません。
・落ち着きがない
・気が散ってしまう
・コトコト音が気になる
など、ストレスを感じる人がいるはず。特に中年男性に貧乏ゆすりをされると、女性からは「うざい」と思われる可能性が高いと思います。
②イライラしてると思われる
2つ目は、
イライラしていると思われる
ということ。貧乏ゆすりをしている方を見ると、
・機嫌が悪いのかな?
・せっかちに見える
・威圧的に見える
といった印象があります。貧乏ゆすりをしながら真顔だと、いら立っているようにしか見えません。(笑)このように、貧乏ゆすりをしていると不機嫌そうに見える可能性があります。
③やりすぎると逆効果
3つ目は、
やりすぎると逆効果
ということ。厳密に言えば、緊張した状態で貧乏ゆすりをすると逆効果です。足首に過度な力が入った状態で貧乏ゆすりをすると、
・すねやふくらはぎが張る
・足首が硬くなる
・膝下がむくむ
・ふくらはぎがだるくなる など
体にとってはマイナスの影響が出る可能性があります。貧乏ゆすりをするときは、より軽く心地良く行うことがポイントです。そうすると、上記でお伝えした効果を実感できるんですね。
では具体的に、どのように貧乏ゆすりをすれば効果を実感できるのでしょうか?
ダイエットに効果的!貧乏ゆすりの方法①:消費エネルギーを増やす

最初にご紹介するのは、
消費エネルギーを増やして、ダイエットのプラスにする
という方法です。特に難しく考えず、以下の方法の1つか複数を1日の中で実践してみてください。
1、つま先を交互に上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、つま先を交互に大きく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
2、かかとを交互に上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、かかとを交互に大きく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
3、両足のつま先を上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、両足のつま先を大きく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
4、両足のかかとを上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、両足のかかとを大きく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
ここでは、消費エネルギーを増やすことが目的。できるだけ足首を大きく動かし、疲れるほどダイエットのプラスになります。
ダイエットに効果的!貧乏ゆすりの方法②:むくみ改善して脚やせする方法

続いては、貧乏ゆすりでむくみを改善していきます。ダイエット目的であれば、疲れるように動かせばOK。むくみ改善や脚やせを目的とする場合は、できるだけ軽く動かしましょう。
1、つま先を小さく交互に上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、つま先を交互に小さく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
2、かかとを小さく交互に上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、かかとを交互に小さく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
3、両足のつま先を小さく上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、両足のつま先を小さく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
4、両足のかかとを小さく上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、両足のかかとを小さく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
5、つま先とかかとを小さく交互に上げ下げ
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、つま先とかかとを交互に小さく上げ下げさせる
3、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
これらの方法でも、消費エネルギーは増えます。脚やせしたい方も上記の方法を続けると、脂肪も減らせます。
ダイエットに効果的!貧乏ゆすりの方法③:健康目的や冷え性を改善する方法

続いては、健康目的や冷え性の改善を目的とした貧乏ゆすりの方法です。ここでのポイントは、
軽くかかとやつま先を上げ、一気に脱力するように落とす
ということ。すると筋肉が緩んだり血流が改善し、より効果的です。
1、両足のつま先を一気に落とす
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、鼻から息を吸って、軽くつま先を上げる
3、口から吐くと同時に、つま先を一気に落とす
4、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
2、両足のかかとを一気に落とす
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、鼻から息を吸って、軽くかかとを持ち上げる
3、口から息を吐くと同時に、かかとを一気に落とす
4、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
3、両足のつま先とかかとを交互に一気に落とす
1、椅子に座り、膝を軽く曲げる
2、鼻から息を吸って、軽くつま先を上げる
3、口から吐くと同時に、つま先を一気に落とす
4、鼻から息を吸って、軽くかかとを持ち上げる
5、口から息を吐くと同時に、かかとを一気に落とす
6、これを隙間時間にできるだけ多く繰り返す
これも終わった後に、ふくらはぎやすねなどのスッキリ感が出ます。
貧乏ゆすりを行うときの注意点

注意点は、以下の通り。
風邪や体調不良のときは避ける
念のため、風邪や体調不良のときは避けましょう。貧乏ゆすりをすると、リンパ液の循環が良くなります。このリンパ液の中には細菌なども混ざっており、風邪などのタイミングで貧乏ゆすりを行うと体内を早く細菌が回ります。
するとリンパ節での殺菌作用がうまくいかず、風邪の症状がひどくなることがあるんですね。ですので、体調が優れないときは避けた方が賢明です。
妊娠中の方は医師に相談を
妊娠されている方は、貧乏ゆすりをする前に医師に相談しましょう。この場合もリンパ液の循環が改善して体内環境が変化するため、胎児に何かしらの影響が出ることも考えられます。
メリット・デメリットも解説!貧乏ゆすりでダイエット&脚やせする3つの方法のまとめ

今回は、メリット・デメリットも解説!貧乏ゆすりでダイエット&脚やせする3つの方法について解説しました。
・貧乏ゆすりをすると1日200キロカロリーの消費量が増える
・1ヶ月で約1kg弱のダイエットが見込める
・貧乏ゆすりでは、脚やせ・冷え性改善も期待できる
・目的に応じて貧乏ゆすりのやり方を変える
・風邪のときや妊婦さんは医師の許可がない限りは避ける
できるだけ効率よくダイエットができれば嬉しいと思いますし、簡単な習慣で痩せられると最高ですよね。貧乏ゆすりは、そんな方法の1つ。ですので、ぜひ今回の内容を参考に実践してみてください。今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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